狙撃者

ティーブン・ハンターの「スナイパーの誇り」を読んでいる。

第二次世界大戦のドイツとソ連の戦いのさなかに起きたソ連の美人スナイパーの話だ。

舞台はウクライナの山中で昔のライフル、戦車、火炎放射器などが出てきて、ミリタリーファンにはたまらない小説だろう。

俺は兵器ファンではないし、戦争ドキュメントにも興味はないが、主人公のボブ・リー・スワガーのファンなのだ。こういう闇を抱えたヒーローが大好きでついつい読みふけってしまう。

「極大射程』という小説からもうボブもだいぶ歳をとった。60代後半らしいが、今回の小説でもアクションシーンがある。やっぱり歳をとっても勧善懲悪するのがヒーローってものだ。