良いニュースと悪いニュース

良いニュースと悪いニュースがある。こういう場合ひねりが効いた話になってたり、オチがあったりすることが多いのだけれど、僕の話の場合にはそれがない。

まず良いニュースから。やっと親知らずを抜いた痛みが収まって、頭がちゃんと働くようになってきた。長かった。一週間まるまる処置したところが痛くて、最初は医者からもらっていた鎮痛剤を飲んでいたのだが、それも無くなって、抗生物質と胃薬が残って、なんだか訳がわからない。最近は自前でロキソニンを買って飲んでいた。何度も書く様だが俺は傷や病気が治りにくい。そういう薬を飲んでいるからだ。だから俺は蚊に血を吸われなくなった。ちょっとした特典みたいなものか。

悪いニュースは明日、本来は休みだったが、出勤しないとダメになった。こういうことは時々あって慣れてはいるものの、一体どういうシフトというか人の配置をしているのかという話だ。それもこれも俺が不甲斐ないせいなのか。それとも、世の中休みが一回飛んだぐらいで、ガタガタいう方がおかしいのか。知らんふりして休んでやろうかとも思ったが、意味もなく頑固で昭和な人間だから、出勤してやろうということにした。

いいニュースも悪いニュースも何度もしがんだスルメみたいに味気ない話だ。