詩人

詩人だというとバカにされがちで

それがそんなにおかしなことなのだろうかと

考える

みんな内なる思いをどうしているのだろうか

口に出して喋っている

心の奥底にしまっている

俺は詩という日々慣れ親しんだ形態で

思いを綴っている

有名だろうが無名だろうが

関係ない

いい詩だとか悪い詩だとか関係ない

遠くの誰かと心を結ぶために

書いていて

それはこの酷暑の夏の暑い太陽みたいに

温度を超えて届くはずだ