ブログを書く

今週のお題「わたしのインターネット歴」

知らない人と話したり、あったりするのは苦手だ。人見知りだし、非常識だし、口が悪い。

だから俺はインドアで、ブツブツものを書く。インターネット時代になって、俺は自転車ブログをやっていた。昔も今のように詩も書いていた。

皆詩を書くということがとても、日常外の事らしく、びっくりされる。俺にしてみれば詩を書くことは日常で、自分の感情の表現そのものだ。みんなが歌を歌ったり、映画を見たり、泣いたり、笑ったり、するみたいに俺は詩を書いてきた。

いろんな人を手本に書いてきた。もう20年以上書いている。誰も評価してない。それはそれで良い。誰も読んでいない。それもそれで良い。俺は自分の感受性を自分で守っているのだ。この消費、消耗の激しい現代で自分の心が常に新鮮で大きなものや力強く押し倒してくる権力に対して、俺は詩を書くことで、心を鍛えている。

恥ずかしいなんて思ったことはない。なぜ恥ずかしがらなきゃいけない。ちっぽけで誰も読むものもない詩だけれど、俺は死に物狂いで書いている。時には悲しみも苦しみも、全てさらけ出して。

共感してくれる人が一人でもいれば、俺のヘボな詩もブログに載せる価値があるというものだ。

そういう意味でインターネットは開かれていて、俺の詩も宮沢賢治の詩も簡単に読むことができる。だから俺は賢治が言ったように、空にある光を集めて、詩を書き俺の能力を天上に解き放っている。