油絵を描く 5


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f:id:samuiottyann:20180318191816j:image油絵を描いている。休みの度に。最近始めた。デッサンを2回ぐらいして、さっそく本番のキャンバスに向かう。本当はもっとデッサンを練習して、基礎を積まないといけないのは重々承知しているのだけれど、絵がうまくなりたいと同時に、もっとキャンバスに絵を描きたいという気持ちが収まらないのだ。
今日本屋でデッサンの本を色々、絵がうまくなるコツを色々書いた本を眺めていたけれど、もっとみんな真剣に、絵を描くことに取り組んでいる。俺は職業的に絵を描くこととは無縁だけれど、小学生ががんばって描きましたみたいなんも嫌だし、今回描いてみて思ったことは、やっぱり基礎が大事なんやということや。デッサン。

何をかき込んで何をかき込まないか。それは小説を書いてても同じことを思う。僕はあんまり細かい背景描写をかき込まない。リアリズムとは無縁な人間なのだ。

マンガで育った人間だから、デフォルメ、省略そういった文化で育ったから。現実であることに重きを置いていない。現実とは何か。現実以上のものとは何か。シュールレアリスモってことになるのかもしれん。

技術は大切。もっと技術磨かないといけない。それと色の勉強。光と陰。線の描き方。

下手な絵っていうのはいいものだ。もっとうまくなる要素しかない。

ちゃんと見えていない。それがいい。はずだ。俺はぼやっと世界と関わって、ぼんやりと描き、ふわっと生きていく。