転勤

いつものカフェの店長さんが変わった。前店長は東京へ転勤になったらしい。正直前の店長はあまりにも営業スマイルが嘘くさかったので、苦手だった。今度の店長さんは何となく好感のもてる柔らか系のような、第一印象だ。よろしくお願いしますと、挨拶をした。何となくそんなことをするのは恥ずかしいのだが。かわいらしい。

最近三日間後輩と一緒に作業をしていたのだが、今日は何だが勉強しなきゃならないとかで、後輩は家に帰ったようだ。毎日一緒にいたから、突然いなくなったようで少し寂しい。が本来小説を書くなんて一人で孤独にする作業でもある。アマチュアだろうがプロだろうがあまり変わらない。

もう来ないのだろうか。時々は来て俺の相手をしてほしい。絵を書く人だから。

一緒にやっていると時の経つのが早い。あっという間に二時間経ってしまう。俺の小説の第二部の山場にかかってきた。いっちょやったるか。

夏いろいろ

今週のお題「私の『夏うた』」

夏の歌と言えば、僕らの年代では定番ではサザンなのだが・・・・・・。

思い出を一つ。初めて彼女とデートで海に行くというので、僕は張り切ってカセットテープに俺的サザンベストを作って、ラジカセをかついで彼女と電車に揺られ、あまり人気のない海に行った。彼女は虹色のワンピースを着ていた。なぜ覚えているかっていえば、その時とった写真が長い間僕の実家の机の中に入っていたからだ。

まさに思い出の初デート。サザンの『スイカ』を持って行ったのかもしれない。勝手にシンドバッド、夏をあきらめて、チャコの海岸物語などを聞きながら、俺はバカだったのだろう。

サザンのコピーバンドで渚にしやがれというのがある。俺もそれを思いついたのだが、当然先に考えた人がいて、俺は出遅れてしまった。

保険に入れない

いつも書いている持病で保険に入れないかもしれない。そもそもこの病気になったのは保険に入ってからなので、新規にバージョンアップしようとしたら、やれ症状はどうだとか、診察の血液検査と視力検査の結果をよこせとか、保険会社が言ってきたので、そっちが新しい保険どうですかって、勧めてきたんじゃねえか、と思いながら入れない事実について少し考えてみた。

俺は持病がある。保険がおりるほど重篤じゃないが、保険に入れるほど軽微でもないという持病。目の病気だ。事故に遭う確率も高いだろう。自動車も運転している。近所をうろうろするだけだが。それでもリスクはある。

俺の血液はどうなってるんだ。俺の目はどうなってるんだ。最近は手足のしびれが少しマシになってきて、徐々にいい方向に向かってるのかなって思ってる。

保険に入りたいのかどうかさえよくわからない。勧めてきた外交員は失敗したと思っているだろう。入るのをあきらめた方がいいんじゃないか、言い方をしてきたから、ムカっときて、俺はどこに向かうのか、どうしたらいいいのかまったくわからない。

こんな些細な病気でさえちょっとした差別?イライラを生む。俺は自由と平等を愛した60年代70年代の申し子だ。中島らもジョン・レノンのロバート・B・パーカーの血脈を色濃く受け継いでいる。清志郎に自由を教わったんだ。手塚治虫に人間の尊厳を教わったんだ。俺はくそったれどもには、跪かない。

毎日のこと

毎日のことを書く。些細なことを書く。詩を書く。小説を書く。それはその時々で、自分の思ったこと、感情が揺さぶられた何かを残して置くことで、自分が何かを感じたことを、目に見える形にする。

そうすることは自分を昇華させる必要があるので、やらなきゃいけないことなのだ。アホになれ。つきぬけろ。ただいつもと同じ毎日をより最上級にするために、進化、退化、失敗を繰り返して、徐々に洗練さしていくのだ。

何も残さなければ、居ないことと同じで、それは空気みたいなものだけど、誰かが読んで、少しでも、何か考えることがあるようなら、それは書いた俺がいいことをしたということになる。

書を捨てよ、町に出ようと寺山修司は言い、ウォーク・ドント・ランと村上春樹は言い、それで俺は書けばいいじゃないという。

本日は連れがいる

本日は後輩が一緒に来たいというので、いつものカフェで二人して、何やら作業というか、僕は小説の続きを書き、連れは絵をかくというので、その用意をしてきている。

僕はそういう相手が欲しかったような気もして、気楽につき合える。連れはどちらかというと、気を使わなくても言い相手なので、安心して文章に打ち込める。

相手がいたら長くなるかもしれないので、モバイルバッテリーを買った方がいいのかもしれない。いつもは電源タップのところに移動して、続きを書くのだけれど、連れがいると、なかなか移動もままならないので、そういえばヨドバシカメラのポイントが8月いっぱいでなくなるから、どうしたこうしたと言ってきたので、それを使ってモバイルバッテリーを買おう。

連れはコーヒーではなく、フレッシュバナナオレを飲んだ。そして僕の目の前で、僕が書いた前作の小説を読んでいる。おとなしい。

おでかけ

たまにまだ自転車に誘ってくれる人がいて、出かけるまではおっくうなんだが、いざ出かけるとなると行ってよかったと思う。ありがたい話だ。俺はまたそうしてかろうじて、世間との接触を保って、常識という何かを見いだすかもしれない。

常識かどうかわからないが、昨日は三室戸寺というお寺に行った。今の季節は紫陽花がいっぱい咲いていて、ハート型の紫陽花を見つけるといいことがあるという事だったが、勿論見つけることができなかった。

僕は目的地について観光するために自転車に乗っているのではなく、自転車に乗ること自体が目的だから、観光自体はどうでもいいことなんだけれど、いまいち理解してくれる人が少ない。
f:id:samuiottyann:20170703194911j:image蓮の花がいっぱい咲くみたいだし、ツツジもたくさん咲くらしい。とにかく観光客相手のお寺さんで、たくさんの御利益と花とたぶん秋になれば、紅葉もきれいなのだろう。入山料は500円。一日五千人くるとして・・・・・・

金の計算はやらしいな。外国人もたくさんいて、浴衣姿の人たちもいて、おしゃれもなんだがいいようなもんだが、エセ紳士とエセ淑女がヒールできてアツいアツいと文句たらたらなのは、ちょっと残念な感じでした。


f:id:samuiottyann:20170703195659j:image帰りに伏見の寺田屋によって写真を撮った。子供たちは竜馬ファンだから、LINEで送ったら少しテンションがアガっていた。竜馬の嫁の実家っていうてたが、俺は歴史はそんなに詳しくないから、よく知らない。何にせよ、伏見は観光名所みたいで、なんだかソフィストケイティッドされた町だった。

タイムリーな話題

今週のお題「テスト」

最近期末テストで子供の勉強を見た。彼なりにそのときは一生懸命に勉強していたのだが、結果はまあまあぐらいの点数だった。

自慢話になるけれど、俺は中学校のテストでほとんど90点以上しかとったことがない。だから勉強できない人間の気持ちがよくわからない。中学校のテストは範囲が狭く、一夜漬けでもそれなりに覚えられるし、点数とれるハズなんやけど。

ちゃんと授業聞いていたら、楽勝なハズなんやけど。なかなか人に勉強を教えるのは骨が折れる。中学校のテストの大部分がただ覚えるだけ、みたいなもんやから、応用がない。そういうところをもっと、変えていかなあかんと思う。

しかし初日は睡眠時間3時間やった。きつい。成績がちょっとでもようなったら、彼もちょっとはやる気でるだろう。それにしても自ら勉強しようとしない、のはどうしたもんか。もっとがんばらんと先がしんどいで。

そういう俺は高校で落ちこぼれて、何だかいろいろ嫌気がさして、社会になじめず今に至る。お小言の多い人生をおくらしてもらっている。