MONEY
お金儲けを巡る冒険。世の中は政治と経済と文化で出来ている。俺は政治と経済には興味はなく、物事の文化的側面人間的側面に興味がある。
何事も単独では語り得ないんだけれど、文化だって政治と経済と切り離して考えることは出来ない。むしろそれぞれがリンクして絡まって、スパイラルのようにできあがって行くものだと思う。
俺はお金が欲しい。そう、子供たちの学費が高すぎる。頑張れ、俺。
ちがう、ちがう、そんな話じゃなかった。今日は子供の運動会で、それがどういうものだか、よくわからず、出ればよかったのか、俺は昭和の人間なんだ。
苦しみの中に、何かを見いだそうとしてるのだ。
楽しいという感情を忘れてしまった、そんなのかもしれない。俺は緑の空の漂う鳶だ。
ごめんなさいね
今週のお題「家飲み」病気をしてから外にでるのがおっくうで、あまり家からでない。当然外で飲んだりすることもなく、あんまり俺を誘うのはみんな、何となくどう振る舞ったらいいのか、わからないのだろうと思う。
そんなこんなで俺はたいてい家で飲む。酒は強くない。むしろ弱い。だけど毎晩晩酌をする。ビールを一本飲む。贅沢をして「ヱビスビール」をいただいている。今は期間限定のジョエル・ロブションのバージョンだ。
同僚に話をすると、贅沢な話らしいのだが、俺は発泡酒や雑酒をビールとは思っていない。俺は頑固でわからやずやだから、ビールのない世界なんて、ギターのないロックと同じだ。他の何がなくてもビールがいるんだ。
俺は昔、ロバート・B・パーカーのスペンサーを読んでいた。何度も読んだ。スペンサーは大のビール好きで、最初はアムステルを飲んでいた。僕は学生の頃スペンサーが飲んでいるアムステルが飲みたくてあちこちの百貨店やバーを探索した。いろいろさがしたが当時は今ほど情報がなく、アムステルライトをおいているバーを一軒見つけることが出来ただけだった。
スペンサーも後期の方になると高級ビール「アンカースティーム」などに手を出しているがカロリーオフやノンアルコールビールに手を出したりはしていなかった。
俺のもう一人のヒーロー、マット・スカダーはアームストロングの店でコーヒーにいつもバーボンを垂らして飲んでいた。スカダー曰くそうすると一日中飲んでいられたそうだ。だけどマットはアル中になって、その先の話はいいだろう。
時々マット・スカダーの真似をしてコーヒーにバーボンを入れて飲む。俺は結局いつまでも子供のまま、昔のヒーローをおいかけているだけだ。
欠けていますか
一昨日ぐらいに嫁にしぐれ煮ってできる?ときいた。昨日晩ご飯に出てきた。想像以上にからかった。ビールのお供には最適だが、高血圧になっちゃうよ。美味しいんやけどな。なんて声かけようか、迷ったがただ、うまいとだけいった。ゴールデンウイークに嫁の実家で食べた瓶詰めの牛のしぐれ煮の、おにぎらずが美味しかったので、何となく再現できないのかなと思って。
いざメキシコへ、ギンズバーグの詩にならって。そんな歌を聴いた。イェージだったか。幻の麻薬だっけ。それを求めに行くんだっけ。らもさん。もうちょっとか、あと何年だ。
俺の欠けているところは、どこまでも埋まらない、だからどうした、俺のストレスレベルが上がれば上がるほど、俺の作品は研ぎ澄まされ、アンチヒーローになる。
俺は足が速くなってどこまでも、逃げ切ってやる。カマロでもコルベットでも
明日はどっちだ
また一日が過ぎて行く
朝から黒い雲が下りてきて 体が言うことを聞かない
自分に問いかけること1時間
それだけでヘトヘトになる
それでもやっぱり布団からはいずり出て
見えない世界へと飛び出していく
カサカサした毎日で、全力で坂道を駆け上がる
その時僕の心臓は生きて、動いて、期待に応えようとする
赤い血が体中を駆けめぐる
いつもの席に着きなれた手順で仕事をこなしていく
単純さが僕の心を蝕んで、痒くして
ボリボリ掻きたい気持ちで、手が届かなくて
それでもみな僕が苦しんでいるとは思わずに
淡々とながれていき、一日が終わり
カサカサの心のままグチを綴る
おまえ、明日はどっちだ
教えてくれたらたどり着けるかもしれない
ロックとかブルースとか
GLIM SPANKYのアルバムを買った。ラジオで「ラジオで「アイスタンドアローン」が流れていて、おお、なんじゃこりゃ、えれぇくそかっこいいじゃないか、思って探して買った。
その前にいろいろググったんだけど、能書きが多いのと、レコード会社、事務所ともに、力が入りすぎてて、ちょっと本人の思うような方向に進んでない気がするんだ。ワンピースはまだええよ。捜査一課はあかんのんちゃう。イメージ戦略というか、ブランディングというかそういうマーケティングなんて、わかんねえけど、彼らのアウトサイダー的なイメージおもうちょっと大切にしてあげたらいいと思うのに。
プロモーションも大切だし、世間様に曲が流れなければヒットするわけでもなく、GLIM SPANKYで一発かましてやろうと思ってる本人以外の人はタイアップで知名度あげてそこからみたいな、感じで思ってるかもしれんけど、俺はカウンターカルチャーがメジャーシーンに出て行くときの危うさや、社会からの圧力のようなものを、少しだけ知っているから、実力があるからと言って、ビックになるとは限らない、この世界、イヤなもんだが、僕たち最下層民はそういう才能があるのに、人生でくすぶってしまった奴の成れの果てだから、生活のために、お金のためにいろんなものを切り売りして、パンツいっちょで、睡眠薬入りのビールを飲むしかないのさ。