JASRAC
JASRACがあちこちからお金を巻き上げようと必死だ。著作権。というものは常にあるし、作者を大切にしなければいけないとは思う。僕も死ぬ思いで詩や小説を書いているし、それには当然権利を主張したい。
もしパクられて、そっちが本物とかなれば、いてもたってもいられないだろう。
だけど・・・・・・・なんだよね。JASRACのやってることって。どこまで金を取るの。俺は有線の流れている会社で働いているから、有線は勿論著作権料払ってるやろうし、問題ないんやけど、この前ラジオで聴いた話やと、音楽教室の練習とかからもとるらしいし、今見たネットニュースではいくつかの事業所、美容室からとるように、調停を申し出たと書いてあった。
境界線ていつの世でも難しいと思うけど、俺はあんまりややこいこと言うてると、音楽そのものが衰退していくような気がする。インターネットの普及で音楽がタダ同然で手に入るものもある。今までのようにCDも本も売れないとよく聞く。実際そうなんだろう。町に一軒あったCDショップや本屋は次々につぶれていっている。
俺はCDと本を買うことを趣味としてきた。常に音楽と本は僕の友達で、そばにいてくれた。悲しいときもつらいときも、病気の時もいつも俺には音楽と本があった。いろんなことを学びいろんなことを忘れる、いい音楽や本はそういったものだ。
JASRACは以前ほどお金が入ってこないのだろう。だから焦って、あちこちからかき集めようとしている。ように見える。結局、権利って何だ、義務って何だって話になる。
いつものカフェにはだいたいジャズボーカルが流れている。知ってる歌は半分ぐらい。オリンピックの時はイパネマの娘がよくかかった。ノルウェイの森のジャズバージョンをここで初めて聞いた。
代わりに俺が歌おうか。でもそれでも俺の著作権を守ってくれるのだろうか?
インターバル
坂道ダッシュをしている。心まで真っ白になれるように。心拍計が170を越えると頭がボヤーッとして、全身が酸素を欲していて、足が前に出なくて、それでもがむしゃらに前に前に進もうともがいて、心臓が悲鳴を上げて、ゴールするときに、ラップタイムのボタンを押す。いったい俺はどこに行こうとしてるのか、それは俺にはわからない。どこでも、いいじゃないか。なんでもいいじゃないか。俺は戦う男だ。自分と戦う男だ。しょうもない世界の片隅で、屁で空を飛ぶキン肉マンのようなそんな、緑虫だ。
足が速くなっているのか。今週は休みが多かったので、高強度の練習をした。心臓を鍛えている。同時に地面を力強く蹴る練習もしている。左右のバランスを考えて運動しなけばならない。いや、本当は何も考えてはいかん。美しく走るのだ。体をまっすぐに保ち、マイケル・ジョンソンのように。
俺は守りたい。自分の肉体を。意味を越えて