2018-10-24 恋は病 恋は病のようなもの 熱くなって冷めてしまって 次から次へと流行りにかかる 突然どこからともなく恋が現れて 身悶えし夜も眠れぬぐらいに 思いつめるばかりで ただ時が過ぎていくのを 待つばかりなのだから 病だとしても仕方がない 持病のせいで恋が二つに増えそうで 考えることが多くなる 過ぎ去りし日々に想いを馳せても 恋多き人間だったことは一度もない 病が蝕むのは体だけじゃなく 心なのだ ドキドキが止まらない 痺れが止まらない ソラナックスを飲む だけど恋だから薬じゃどうも 治りそうにない 少なくとも今日は 病のままだろう