徒然なるままに

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」

タイトル通り僕は詩人で、365日毎日詩を書きたいと思っているし、書きたいこと、書かなければならないことは、ごまんとある。はず。

でも才能がないのか、忙しいのか、怠惰なのかわからないけど、そう毎日詩を書けるわけではない。ほぼ毎日何かしらの文章を書く人はよくわかってもらえるでしょうが、同じイメージの繰り返しなのだと思います。

自分の根本にある何かは変わらなくて、その表層にあるいろんな思いが少しづつ形を変えていく、文章ってそういうものだと思います。

僕が詩を書く、ブログを書くのは、自分のテーマを再確認する作業をしてるに過ぎません。ブラック・ジャックの後書きに立川談志の話が載ってました。手塚治虫は談志師匠にブラック・ジャックは三題噺と同じだといったとあります。手塚治虫の根本であるテーマ「ヒューマニズム」をブラック・ジャックが三題噺で料理したら、あの連載になる、そういうことだと思います。偉大な手塚治虫を引き合いに出すのは気が引けますが、自己表現ってそういうもんでしょう。

誰のためでもなく、誰が読むわけでもない文章を毎日少しづつ書いているのは、自己満足じゃない。自己確認のためだと思います。

僕が何を思い、何を愛し、何を憎んでいるか、何を欲しているか、何を捨てようとしているのか、普段みんなおしゃべりで自己表現していると思いますが、僕は年々無口になり心の中をおしゃべりで吐き出さなくなった。

文章にすると冷静に感情を表現できる、だから今の僕にはそういう場所が必要で、ここは僕の感情の集まる場所だ。