怖くない

人は理解できな物を怖がる。見えない物を怖がる。言い換えれば理解できれば、何も怖くない。見える物は怖くない。

古来神様、お化け、雷、など、理解できない物は神聖なものとして、畏怖の対象であった。しかし現代ではそういったもろもろは科学的に解明されつつあり、みんな怖がらなくなった。現代で今一般的におそれられているのは、細菌やウィルスだ。細菌やウィルスは目に見えないし、発生のメカニズム、伝播の方法などわからない部分が多い。だからみんなやたらめったら、除菌、殺菌したがる。もちろん悪性の菌やウィルス二かかれば病気になったり、ひどいときは死に至る場合もある。だから怖くても当然といえば当然なんだけど、それを言えば、自動車も自転車も致死率で行くとエボラ出血熱で死ぬよりか、遙かに高い。自動車事故死で調べたけれど、交通事故、死者数は平成27年度は4117人で一日平均11.?人だった。

俺たちは本当は細菌よりも自動車の方を怖がらなくてはならない。でも日本から自動車産業やそれに関連する仕事を奪ってしまうわけにはいかない。みんなが車を買わなくなったら、死亡事故は減るだろうが、日本が少し貧乏になるだろう。

俺は細菌もウィルスもそんなには恐れてはいない。俺は昭和生まれの子供で道に落ちたアメちゃんだって平気で食べれる。