ミレー・モネ・ゴッホ

ボストン美術館展に行ってきた。目があんまり機能してないので展覧会に行くのは、少し無茶な気もしたのだけれど少しは心に栄養を入れないと、人間がだめになってしまうので、とりあえずがんばって神戸市立博物館に行ってきた。

様々なジャンルの物を持ってきたらしく、エジプト、中国、日本、印象派、アメリカンアート、現代美術まで一通りあった。一気に見たので印象がアレなんだけど、一番好きなのはやっぱり印象派の絵画なのでそのことだけ少し書きます。

ミレーの作品がいくつか最初にあったのだけれど、落ち着いた色調に農民、労働者が描かれていていかにも自分の知っているミレーのイメージそのものだった。細かいところはよくわからないので、逆に良かったのかもしれない。

モネの作品も結構あったが今回きている作品はあんまり、僕にはぴんとこなかった。ルーアン大聖堂は前に美の巨人たちで見たことがあったので、おおこれか、と思ったのだけれど、微妙な色調がわからないので、モネやルノワールなんかは僕には少し難しいのかもしれない。

ゴッホも二枚あった。ゴッホはけっこう濃い色使いで描いてくれるので、僕にはわかりやすい。アルルの郵便配達夫とその妻がきていた。その濃さにやはり魂を感じるのだ。青、黄色、赤。

はっきりとした輪郭で浮かび上がる存在感が好きなのだ。油彩画ならではの立体感を感じる。

セザンヌ静物画、ドガの踊り子などもあった。その他様々な年代の美術品があったが、一つ一つ書くにのは疲れるし、俺はもう眠い。

印象派の絵画はやっぱりいい。ロックンロールに似ている。モネなんかはリトル・リチャードのようだ。