転勤

いつものカフェの店長さんが変わった。前店長は東京へ転勤になったらしい。正直前の店長はあまりにも営業スマイルが嘘くさかったので、苦手だった。今度の店長さんは何となく好感のもてる柔らか系のような、第一印象だ。よろしくお願いしますと、挨拶をした。何となくそんなことをするのは恥ずかしいのだが。かわいらしい。

最近三日間後輩と一緒に作業をしていたのだが、今日は何だが勉強しなきゃならないとかで、後輩は家に帰ったようだ。毎日一緒にいたから、突然いなくなったようで少し寂しい。が本来小説を書くなんて一人で孤独にする作業でもある。アマチュアだろうがプロだろうがあまり変わらない。

もう来ないのだろうか。時々は来て俺の相手をしてほしい。絵を書く人だから。

一緒にやっていると時の経つのが早い。あっという間に二時間経ってしまう。俺の小説の第二部の山場にかかってきた。いっちょやったるか。