サイキックジェネレーション

ゴンチチのチャイニーズベルフラワーという曲を聴く。この世で一番美しい曲だ。俺はそう思っている。

何か精神的負荷がかかった時にこの曲が聴きたくなる。俺はこの曲を聴き現実と夢の間を行き来し明日になるのを待つ。

いいことばかりありゃしない。昨日は白バイに捕まった。月光仮面が来ないのと、あの子が電話かけて来た。

金が欲しくて働いて、眠るだけ。

いいことばかりで笑ってりゃ、裏目裏目で泣きっ面、かわいそうにあの子にも会えないし、手紙を書くような柄じゃない。

金が欲しくて働いて眠るだけ。

ちょとは幸せに見えるのさ

だけど忘れた頃にヘマをして

ついてないぜと苦笑い

絵を描いていた

アングルの『泉』を模写している。色々足したり引いたりしていたら、丸い顔になった。

これはこれで可愛らしいかもしれないが、本物はなんていうか、シャープな顔で、きれいな人だ。一度目と鼻と口を描いてみたが、ちょっとアレな顔になったので、やり直しですな。

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今週のお題

久しぶりに今週のお題でブログをものした。それでだろうと思うがアクセスが20もあった。

どこか変なところに流出した時以外、常にアクセス数は一桁なのだけど、それはむしろ俺の望むところなのだけど、時々いたずら心が働いて、見ず知らずの人に出会うために、今週のお題を書いてみる。

その時だけは少しだけ、アクセス数が増えて、まあいちげんさんに少し見てもらって、誰の役にも立たないブログをやってますよと、自己紹介するのだ。

気が向いたら見てくださいね的、ブログなので気軽に付き合ってくれればいいと思います。

 

全然関係ない話だけど、Spotifyのプレイリストで「サクラドロップス」というのがあって、今日なんか桜が満開で、桜の歌をいっぱい聞くにはいい感じだ。

春だ。花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ。

 

チューハイかあさん

今週のお題「お気に入りの飲み物」

俺が書いた小説には、数々の個性的なキャラクターが登場する。その中でもお気に入りは、「チューハイかあさん」というキャラクターだ。

俺は手塚治虫と同じスターシステムを採用していて、キャラが小説の中を行ったり来たりする。時間軸も設定もなにもかも超えて、俺の小説を読んでくれている人には、おなじみの人が出てくるのだ。

もともとは一昨年ぐらいに書いた長編小説の主人公のお母さんとして、作ったキャラクターで、うちの嫁を少し大げさにした感じの性格だ。

チューハイかあさんはいつもチューハイを飲んでいる。長編に出した時はいろんなチューハイを飲んでいたが、最近はチューハイグレープフルーツ一本に絞っている。

かあさんいわく「甘酸っぱいのがいいのよね、初恋みたいに」ということだ。俺もかあさんの真似をして時々チューハイグレープフルーツを飲む。初恋のようではないが、たしかに甘酸っぱい気がする。

花見で大喜利

昨日は花見だった。子供が大喜利のお題を出した。「メルヘン8段の昇段試験問題は?」という大喜利だった。俺はさんざん考えたあげく「四つ葉のクローバーの押し花を持ってる」と言った。でもそれは3級ぐらいやと言って、却下された。試験としては「四つ葉のクローバーを生み出すことができる」というのが正しいのだろう。

今日は一日「メルヘン8段の昇段試験?」を考えていた。「サンタのメルアドを知っている」「ミンキーステッキが使えるはずね」「スナフキンとライブ」その三つを考えた。

なんだかかたよった回答になったのかもしれない。

愚か者よ

ショーケンが亡くなった。近藤真彦レコード大賞をとった「愚か者」を歌っている。同じ時期に発売している。タイトルは『愚か者よ』になっていて、歌詞の一部と編曲が違う。

町山さんの解説の中で今は、罪人ではなく愚か者が裁かれる時代だ、と言った。

そうたとえ罪人でも賢く、要領よく振る舞えば、罪にならない。もしくは罪という攻撃から身をかわすことができる。そういうかしこさが求められる時代だ。

ところが愚か者は、そういう賢さとは無縁の存在で、弱さ、怒り、優しさを内包し、コミュニケーション能力に欠け、政治的な立ち振る舞いができない。だから『愚か者』と呼ばれるのだけれど。

空気の読めないもの。K・Y。そういう人間が断罪される。自己中でわがままな愛すべき人たち。自分の優しさに従う人たち。そういう人たちが断罪される世の中になった。

一本気という言葉ももう死語になってしまうのだろう。誰も高倉健になれない。おしゃべりが世の中を変えてしまった。

俺は沈黙しよう。あえて沈黙しよう。言葉では変わらないもののために。

10円

いつも行く、いつもこれを書くカフェのコーヒーが10円値上がりした。

俺はいつも通り260円を払おうとして、「270円です」と言われしばらく言葉を失った。

注文を間違えたか、店員さんが聞き間違えたかどちらかだと思ってしまった。

それで思い切って「値上がりしました?」と聞いた。そしたらベテランのアルバイトさんが「値上げしたんですよ」と言った。

「いつから?」「今日からです」そういうことらしい。いい歳こいて俺の小遣いは微々たるもので、辛酸をなめているいるわけじゃないが、贅沢はできない。だいたい俺は浪費家ではないが、この仕事帰りのカフェタイムを楽しみにしている。

プライベートな用事、連絡もこの時間にするのだ。家と会社の中間にあって、文字通りプライベートであり、旦那でもお父さんでも会社員でもない時間はこの時間だけなのだ。

10円の値上げ。月平均で20日ぐらいは来るだろうから200円ぐらい出費が増える。俺はコンビニに行かないし、帰りに立ち飲みとかに寄ったりしない。俺はこの一人で文章を考え、文字にする時間が割と好きだ。

だから三年も続いているのだろう。たとえ読むもののいないブログでも、きっと誰かの役には立っていると思っている。