銀行に行く2

昨日銀行行った話を少し書いた。お金の話だ。嫌だね。金の話なんて、みっともない。しかしそのみっともない話をしなけりゃならんほど、お金に困っているのだ。むろん借金取りに追われてたり、ローン地獄で夜逃げをしようってほどでもないが、将来的にたぶんもっとひどいことになるだろう、そういう意味で今のうちに手をうっておかないと、ますます毎日貧すれば鈍すになるから、そうなれば俺の感性は鈍るし、感性が鈍れば詩人として、芸術を愛するものとしては、もう死刑同様だ。だから恥を忍んで銀行に行き投資信託なんぞの話をしてきた。

みなNISAって知ってる。ふつうの大人の人はどうやら知ってるみたいだけれど、俺は普通じゃないから、知らなかった。とにかく積み立てNISAとかあってもっと投機的な感じになるようにしてもらう。

俺はもう堕落してしまった。ほんと、汚れちまった悲しみに、ですよ。何が悲しくて、財テクなんぞしなあかんのだ。それもこれもおれの甲斐性のなさが故だけど、賢治は修羅になったけど、俺は修羅にもなれず、証券マンと金の話をするおっちゃんになってしまったよ。

俺はバブルがはじけるまで夢を見るのでしょうね・・・・・・