ラジオガガ

今週のお題「私の癒やし」

病気して以来ラジオを愛聴している。テレビは作り込みが激しく、素朴な味わいがなくなったように思う。その点ラジオはまだ庶民の楽しみというか、気軽に聞きながら、なおかつ面白いという番組が多いし、リスナー参加型の番組も多いので、ホッと一息つくには良いものだと思う。

テレビはプロの作り手、芸人さん、役者さん、アナウンサー、その他裏方さんが計算し尽くして作ってる感じで、面白いものもあるし、見ることももあるのだけど、情報量が多すぎるものや、あざといものは見てて、疲れたり嫌な気分になったりするのだ。

最初はポッドキャストから入って、ジャンクやらオールナイトやらを聞いていたのだが、今でも一番聞いているのはTBSラジオ「たまむすび」だ。赤江珠緒さんがメインだったんだけど今は産休で休んでいて、TBS系のアナウンサーが日替わりでMCを務めている。高山さんと大沢君の話はこのラジオで取り上げられた。

たまむすびは情報番組でもないし、ワイドショー的な番組でもない。お笑い番組に近いと思うけど、真面目すぎず、フザケすぎず、距離感が絶妙で聞いてていいかんじなんだ。作り手はそういう距離感になるように苦労して演出してるのだろうけど、それを感じさせないのも、良いと思う。だからかえってスキルの高いアナウンサーの曜日は、なんだかよその家に急にあがって一緒にご飯食べなくちゃならなくなった晩みたいに、視点が定まらないように思う。

産休の前は珠ちゃんが月~木でやっていて金曜日は小林悠で、ナタリーは例の件でいなくなってそのときは、寂しさをかんじた。珠ちゃんはほんとに素敵な人でポンコツ工場長と呼ばれているが、こういう世の中だからその素朴さがかえっていい味になってる番組なんです。

珠ちゃんは今は時々電話で出演して、訳の分からないオリジナル子守歌なんぞ披露していますが、早く復帰してみんなを癒してほしいです。