ペットサウンズ

ビーチボーイズのペットサウンズを買った。俺の感覚が鈍いのか、何度か聞いたがそんなに良いとは思えない。なぜこれがロック史に残る名盤なのか。だけど初めてサージェントペパーズを聞いたときもそう思ったような気がする。同時代を生きた人間や英語の歌詞がすぐに理解できる人はわりとすぐに共感できるのかもしれないけど、そこまで英語に強くないので。発売当初は不評だったらしいが、現在の評価は非常に高い。

うーん、僕はね、ビートルズリボルバーは好きですよ。ビートルズの中で一番よく聞くアルバムかもしれない。サージェントペパーズはそれなりかな。好きな曲もあるけど、ロック的ではないよね。こじんまりまとまっているし、時代の先進性もあるのかもしれないが、2017年から見てそれを感じるのは難しい。リボルバーはロック的だと思う。ポールの曲がちょっとバロックなのかもしれないが、それがちょうどバラエティーに富んでて良いと思うんだ。だけどペットサウンズはブライアンのてんこ盛りだから、すぐにお腹いっぱいになるのよね。たしかにメロディはきれいだとも思うけど、もっとよく聞き込んでいったら、また違う印象を持つかもしれない。

一緒に買ったザリトルウィリーズのデビューアルバムの方が耳なじみがよく何度も聞いてしまった。でもしばらくはペットサウンズもつきあいますよ。そういえば隣に置いてあったデレクアンドドミノスのレイラもあんまり聞いてないなあ。