時々あること

昨日も少し小説を書いていた。どおってことない場面だったが、一時間ぐらいかけてユルユルと書いていた。

面白いと思えるセリフもいくつか思いついて、まあまあいい感じだなって思っていた。よしこれでアップして終わりにしようと、ボタンをタップしたんだ。

そう、時々あることなんだけど、ついさっきまで書いていた文章が全部消えた。俺は頭が真っ白になった。文字数にして1000字ぐらい。

けれどもこういうことは、スマホ、PC、タブレットなどで書いている人は、何度か経験があるだろう。ブログだって書いてたものを、うっかり消してしまうことがある。そういう時俺はもう忘れてしまうように、してるんだ。死んでなければ明日はくるし、もし死んでいたら消えてしまったブログのことを気にする必要もない。

次の日になれば、昨日書いたものより良いものをかける可能性がある。面白いことを思いつく時間が倍に増える。まあ大抵は、消えてしまった文章の方が良かったように記憶が操作されるのだが。

それでも5割ぐらいは、思い出せる。でもやっぱり消えた文章は、好きだった彼女みたいに俺を悩ませる。