昔のこと

昔あげたYouTubeを会社の後輩が見た。と言っていた。ウチでちょっとした集まりをした時に、動画を撮ってあげたんだ。

別に見られて困るようなものはなにも、写ってないし、楽しげなホームパーティーに見えると思うのだが、来た人と身内で楽しむつもりでアップしたのだけれど、関係のない後輩が見たって言うのは、そしてそれを俺に言わないってのはどうだろうか。

 

誰が見てもいいのだけれど、匿名性というのはどこにもないのだろうか。皆秘密をを持っている。それは大事なものだ。だったら公にせずに、全て心に秘めておけばいいのかもしれないけど、その考えを推し進めていくと、誰にも何にも喋れなくなる。コミュニケーションとはおしゃべりすることで、たわいないことを喋って、共感しあい、心を通じ合わせることだ。

 

黙っていては、心は通わない。かといってなんでもかんでも公にしたら、もう大変な騒ぎになる。困った世の中だ。嫁でさえ俺の秘密を知りたがる。秘密は秘密のままがいい。

知らないということは、一部分ではいいことだ。特にこんな情報が氾濫している世界では。俺たちはこのインターネット上に上がっている様々な情報に踊らされている。

知識はもはや、役に立たない。IQの高い天才が世の中をコントロールしようとする。少なくとも一部は。

 

なんか陰謀論者みたいに聞こえるかもしれないが、ネット中毒者は気をつけたほうがいい。四角い画面はいろんな欲望で渦巻いている。