フレディーのこと

先月初め「ボヘミアン・ラプソディー」を見た話を書いた。俺は後半からボロボロ泣いて、なんだかこう言った半分フィルムコンサートみたいな映画で、泣くのはなんだか間違ってるような気がして気恥ずかしい思いでいたんだ。

だけどこの映画が大ヒットしてるみたいで俺のちょっと上のクイーン直撃世代、俺ぐらいの歳のクイーン最後を看取った世代、そしてその下のクイーンは親が効いていた世代、そう言った幅広い層に受けて、聞くところによると、みんな泣いているらしい。

よかった、俺だけが泣いてるんじゃなくて。

 

この映画の大ヒットの本質は、クイーンを知らない人をも虜にするクイーンの音楽そのものだ。フレディーを始め、メイ、テイラー、ディーコンの四人がもたらすロックを超えた音楽が感動を呼び、何度も映画館に足を向けさせるのだ。

 

もちろんCMやドラマとかバラエティーでもクイーンの音楽はよくかかるので、そうとは知らずに曲は知ってるということも、あるのだろうけど、インド系で出っ歯でブサメンでゲイという主人公が最高にカッコいいのが、この映画のキモだろう。

とにかく音楽だ。それとモエ・エ・シャンドンかな。