お前もか

姉に続いて弟も、通信制の高校に通おうとしている。

昨日、通信制の高校の説明会に行ってきた。結構集まっていて20校ぐらい来ていた。三つ四つ説明を受けた。

とにかく皆引きこもっているのだろう。本人が来ているケースは珍しく、母親、両親だけで来ているという場合が多い。

うちは集団生活が苦手だが引きこもってはいない。だから一緒に行ったのだが。彼はちょっと行動パターンが読めないというか、哲学的な話を突然しだすもんだから、みんな面食らってたりする。

話をした。パソコンで課題をやって単位を取って週に一回なり、月に一回なり学校にいって、集団であることを確認するみたいな感じ。

進路としてはまあ大学進学は、皆あんまり希望しないらしい。就職するか、専門行くかどちらかというのが大方の進路ということだ。

彼は勉強には向いている性格なのだが、ちょっと突飛な感じなのだ。

彼は今マイノリティであること自体にコンプレックスを抱えており、負のスパイラルに陥っている。だから少しづつ自信をつけさせ、マイノリティでもちょっとおかしくても、そんなにひどく人生は変わらない。もしくは変わらないような人生を選択しなければならないということを学ばなければならない。多数派がもちろん力を持つのだが、俺たちには俺たちなりの戦い方があって、それを見つけ武器にしなければならない。