都会の片隅でひっそりと暮らしてる

今日は一日本を読んで暮らした。そして5000字ぐらいの短編小説を書いた。以前長編で書いたものを短編にアレンジしたものだ。誰も読んでいないから、そういったこともできる。

同じモチーフを繰り返す。誰も同じだよと言ってこないので、飽きずに何度も繰り返す。モネの睡蓮のように。

きょうはとても冷えて、寒かった。少し嫁と出かけた。そういえば絵を友人に送った。いつ着くだろう。気に入ってもらえるといいが。

自分の限界を知ること。それが重要だと書いてあった。でも限界を少しづつ広げていくことも、重要だ。相反することだが、しょうがない。事実だから。

リンカーン・ライムは手術を受けるのをやめた。いろんな理由があるのだろう。俺の塑像力では思いつかないぐらいの。でもアメリア・サックスが手術を受けた。関節炎の。最後の十数ページはアメリカを正当化するためのページだった。小説に政治的判断がないわけじゃない。むしろ小説は主観的なものなのだけれど、アメリカイコール正義という図式はもういらないように思える。ジェフリー・ディーバーのような有名作家になると、それこそ政治的な圧力なり何なりがあるのだろうかと、疑わざるを得ないそんな結末だった。