観た

ボヘミアン・ラプソディー」を観た。最後のライブエイド のところでボロボロ泣いた。この映画でこれだけボロボロ泣くのは、ちょっとおかしいかもしれないと自分で思ったが、音圧とフレディーの魂にやられてしまった。

映画だから感動するように作ってあるのだけれど、そうとわかっていても、やっぱり音が重要なのだ。家で聴くクイーンとは同じものとは思えない圧倒的な音、音、音。

そして全ての愛するもの、弱き者への強烈なメッセージ。それはどこか上滑りするようなチープなものでもあるのだが、ドラムがあり、ベースがあり、ギターがあり、ピアノがあり、そういったバンドのケミストリーで奇跡が起こるのだ。

自己との戦いの中で勝ったり負けたりを繰り返しながら、僕らは齢を重ねていくのだろう。