重くて
今日は一日心も体も重だるい日だった。早々に用事を済ませ、横になっていた。
だけれども、前から行きたかったプラド美術館展に行けるチャンスだったので、見に行って来た。
ベラスケスがやっぱりメインであと俺が知ってるのはエルグレコとルーベンスと何人かぐらいだった。
静物画とか風景画は少なく、宗教画とか宮廷の様子を描いた絵が多かった。
嫁は宗教画ばっかりでつまらんと言っていたが、俺は最近は絵を見る時画家目線なので、つまらないということはない。どういう描き方をしてるのか、光の入れ方明暗、表情、あとは筆のタッチをどこまで残して、どこまでグラデーションを滑らかにするかとか、全体的な色使いなど気になることが多く、なかなか勉強になった。
全体的に暗い色が多いので、カラフルな現代の絵を思えばさみしいけれど、昔はそんなにカラフルな絵の具を惜しげもなく使えなかったんだろう。そういう意味では花の絵がとても印象的だった。
家に帰ってから絵筆をとろうとしたが、やっぱりしんどくて、横になって電子書籍を読んでいたらいつのまにか寝ていた。
明日こそは朝練するぞ。待ってておくれ。俺のオードリー・ヘップバーン。