美魔女と呼ばれて

この間オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」の一場面を描いた絵をアップしたが、嫁が似てるけど美魔女だと言った。若い時のオードリーではなく、わりとユニセフ大使とかしてた頃のオードリーだと言うのだ。

うすうす俺も老けたオードリーだなって思ってはいたが、まさか美魔女って言われるとは思ってなかった。たしかによく見ると目から鼻の位置までが若干長いのだ。嫁も女子だからその辺を鋭く指摘してきて、頬の位置が下すぎると何度も俺に言っていた。

だから俺はこの間のオードリーをリフトアップさせねばならない。ヒアルロン酸注入じゃないけど、鼻と頬と口の位置を3ミリか4ミリぐらい上げなければならない。せっかく早起きして朝練までして描いたのに、もう一度書き直しだ。

しかしだ。ローマの休日だから、老けたオードリーではかわいそうだ。天国のオードリー・ヘップバーンも苦笑しているだろう。

映画スターは残酷な職業だ。若い時のイメージがどうしてもつきまとうから、歳をとれない。今はそれなりにお金をかけて、なんとかなるようだか、昔は違っただろう。

とにかく明日描き直して、オードリーには若返ってもらおう。デビュー作なんだから初々しい顔にしてあげたいね。