仲間たち

息子がぜっさん不登校中なのだけど、学校に行けないというお友達が今朝きて、我が家に転がり込んできた。家にもいれないし、学校にも行けないと言う。

俺はその子が来たときは走っているときだったので詳細を後で嫁から聞いたのだが、昨日もきたらしい。うちの子はもう一年以上行ってないから、しかも上の姉も3年間ほとんどいかなかったので、もう慣れたものだ。

彼はまだ不登校初心者で、うちの子はgベテランだから頼ってきたのだろう。しかしまよそ様の子供を勝手にかくまうわけにはいかないので、学校に連絡してとにかく、二人とも預けたらしい。

昼前に子供は帰ってきた。彼は疲れたと言っていた。そりゃそうだ。君は1日30メートルぐらいしか動かないからね。

それはそうとして不登校のベテランの親としては早く復学して勉強しろと、言いたいのだが、彼らは一様に傷つきやすく、ナイーブで自己嫌悪と自己憐憫の間でゆれていて、ひどく扱いにくのだ。

ベテランの不登校の親としてはできることは少ない。これは個人の問題ではない。社会問題なのだ。極度に合理化、拝金主義が生んだ社会問題なのだ。

彼らが今の状況から出るために、やらなければならないことがたくさんある。しかし結局のところ本人は四角い箱の中から出てこれない。四角い箱は現実ではないのだが