文化とか生活とか

ずっと絵のことを考える。俺は一度興味を持ち始めたら、とことんまで考える、融通の利かない人間です。

絵はいろいろあって塗って重ねて、また塗ってそれで光りと影があって、でも浮世絵にはなくて、それでゴッホが日本は光に満ちていると思い込んだとか、そうじゃないとか。

モネの絵とノーマン・ロックウェルの絵を同時に描こうとすると、どうしても無理がある。

モネの絵はなにもかもぼんやりして、光で満ち溢れいろんなものの境界線が希薄なもの。

ノーマン・ロックウェルの絵はリアルなタッチで描かれた人物の在りように、主題がある。

詩でいうと叙情詩と叙事詩の違いみたいなものかしら。

でも本当は俺自身の絵を見つけた方が良いに決まっている。でも俺はまだ修行中で、オリジナルな絵などまだ程遠い。