さようなら

さようなら 君には世話になった 俺の事はもういいだろう

ほっといておくれよ 俺は俺でうまくやるし 君は君で幸せになっておくれ

大事なものを教えてくれたけど もう誰も何も 何もないのだ

よきサマリア人にはなれそうもないし かといって強盗するほど

悪人になったわけでもない 永遠に生きるということは できない

だから もうお別れだ そのときが来て 私は行かなければならない

さようなら 君には世話になった 愛があればまた 出会うこともあるだろう

死にはしない 生き続ける 

肉体がなくなっても 俺の作品は残る

たくさんの詩 いくつかの小説 数枚の絵

天上の光を集めて かいたものだ

わかるだろう この歌の良さが 空に溶けていったんだ

さようなら また機会があれば 会うことも あるだろう