デッサン 2


f:id:samuiottyann:20180223143049j:image俺はこの間油絵セットを買った。けっこういい値段だった。だから今すぐそのセットをひもといて、すぐにでもキャンバスに向かって何かを書き始めて自己満足に浸りたいのだけれど、はっぱり基礎ができてないと何事も長続きしないし、面白くないことに気づいて、、我慢してデッサンを重ねている。一種の修行期間だ。

俺はその修行のことをサッカーに例えている。俺はサッカー部だったのでその方がわかりやすいのだ。ようは基本ができた方が物事は楽しみやすい。何もできないのにサッカーの試合にでてもそれなりには楽しめるだろうけれど、やっぱりちゃんとインサイドキックなり胸トラップなりインステップキックなりができた方が、いざ試合にでたときも楽しめるはずだ。だから昔絵をかじっていた嫁にいまデッサンを習っている。とにかく我慢だ。

今日はボトルのデッサンだった。ネグリタを一回とサザンカンフォートを二回書いた。ネグリタは不透明なボトルなのでまだ書きやすいような気がしたが、縦横の比率がおかしくなって少し太ったボトルになった。

このあいだ描いたリンゴよりも少しましなものが描けたような気がするが、描いてると時間がすぐにたってしまって、あっという間に2,3時間たつ。嫁に色んなアドバイスをもらいながら、描く。

サザンカンフォートを始めに描いたときにあまりよくなくて、もう一回描いたらと嫁が言った。俺は早く次に進みたかったけれど、ここは我慢してもっと丁寧ものを要求されてると思って、最終的にはゴッホのような油絵が描きたいのだけれど、とにかく細部の描写をおろそかにしてはゴッホもクソもないと思って、もう一度書き直した。

それが写真にアップしたものだ。うまく描けたかどうかはわからない。ネットを見れば素晴らしく上手なボトルがいっぱい並んでいるので、それと比べるべくもないが、俺は始めて二日目だし、細部にこだわる人間でもないので、どうなんでしょうか。画家は光と陰が命なのが、よくわかった。

それに俺には目のハンデがある。だから理論的にはこう見えてるはずだという、ことを考慮して描くこともできると嫁は言った。

早く油絵が描きたい。しかし、次もデッサンなのだろうか。