恋が表彰台に
今週のお題「表彰状」この恋が表彰台にのぼるとき、君がメダルを受け取ってくれないか。
THE HIGH-LOWSの『千年メダル』という歌の歌詞だ。僕がなんにも聞かないのは、答えなんてない方が、その方がいいから、とヒロトは歌う。
僕はこのエッセイの中でおしゃべりをし、君の気を引こうとしたけれど、答えなんてない方がいいのかな。恋が表彰台にのぼるってことは、成就したってことかな。それともまた違う意味が込められているのだろうか。わかんないけどそれもまた、わかんないほうがいいのかな。
君がメダルを受け取ってくれないか。何色のメダル。それともちっちゃなコインみたいなもの。君は表彰台の上で、とぼけた猿みたいに顔をクシャクシャにして笑うんだ。そうだろう。
俺は君が素敵だと知っているから、メダルをあげるんだ。千年じゃ足りないか。一秒じゃ長すぎるか。君を抱きしめるためにこの手はあるんだ。
昔子供が幼稚園でダンボールで金メダルを作ってきて、もらったことがある。お父さん、ありがとう、的な感じ。お父さんもお母さんも頑張って、君たちの期待に応えるよ。