忖度

`相手の気持ちを慮って、行動したり話したりすること。忖度。

こんな字を書くのね。知らなかった。いわゆる空気を読むってことなんだろうけど、日本人は空気を読むことに命がけやね。俺は流石に嫌気がさすけど、喋らないってことは、最近では最大の防御方法だから、周りが勝手に忖度してくれるのね。喋らないと。するとめっちゃ楽できるのね。何も考えてなくても、考えてるっぽくなったり、意図しないことでも、うまく行くと意図したように取られたり、策士みたいなイメージになるのね。それが悪い方向に働くときもあるけど、もちろん喋らないことは、理解を拒否しているから、たいして傷つかないのよね。

俺はいつも書くことだけど空気なんて読んでないから、何となく生きてるんだ。だってわけわからんもの。俺は自分のことが、比較的好きなんだ。そんなこと言うと、ポール・ジャコミンに「自分に対する気配りの過剰」なんて言われそうだけど、しょうがない。

政治家のものだ。お金と政治、現代の病気。もちろんギリシャ・ローマ時代から政治家はいたけど、一億総政治家時代だから、もの言わぬ日本人はいなくなったから。

俺とおしゃべりしようなんてそれは難しい相談だ。