テレビっこ

小さい頃からテレビを見て育った。八時だよ!全員集合。ひょうきん族、ベストテン、トップテンなど。引きこもりの時は深夜番組と、深夜のBSNHKのアメリカ4大スポーツを見ていた。結婚してからはバラエティー番組ばかり見ていた。自転車にはまってからはサイクルロードレースの生中継。

めちゃイケが終わるって聞いた。22年間続いた。ひょうきん族ごっつええ感じもそんなに長くなかった。俺とナイナイは同世代で実家も隣の駅とかそんなんだ。だから親近感がある。

お笑い番組を長く続けるのは難しい。比較的長く続くのはトーク番組とかクイズ番組だろう。テレビの笑いは消耗品だ。常に新しさが求められ、時代とともに変化していく。最近はポットでの芸人が一年持たない場合が多い。それだけ時代の波や情報が移り変わっていくのだろう。

目の病気をしてからあまりテレビ自体を見ないが、めちゃイケだけは見ていた。お笑い番組を見て笑うという事はもうないが、みんなが言うとおり近頃のテレビは角がなく、おもちゃのナイフのようにつまらない。

 その原因とやらもみんなが書いているだろうから、俺が書くまでもない。誰も責任なんてとりたくないからね。

その一方で竹山が72時間テレビに出て、ネットテレビは新しい時代に入ったと思う。とたまむすびで言っていた。俺はその72時間テレビとやらを知らなかったし、見てないがアメリカみたいに地上波が廃れ、ネットテレビが普及し淘汰されながらも隆盛を誇っていくのだろう。

うまくいえないのだが、俺たちの時代の一部が終わったのだ。もちろん全部が終わったわけではない。だけれども少しづつ俺の中の一部は消えて、または大きく変わっていく。俺たちの世代はインターネットに支配されて、それに対応できなければ、その世代のやり方に対応できなければ、恐竜のようにちょっとづつ滅んでいくのだろう。

俺はこんなブログを書いているが、インターネット世代に対応してるとは言い難い。俺の一部はめちゃイケとともに少し死ぬのだろう。それはそれでいい。この世界は常に変化し若い人たち主役になればいい。俺たちはハイテク機器を駆使し余生をのんびり送らせてもらおう。