誰も知らない

誰かが何かを知っていて、俺は知らない。嬉しいことだ。俺はだまされている。嬉しいことだ。そんなに何もかも欲しいのかね。羨ましいことだ。

昨日漢字検定試験を申し込んだ。4級である。アラフィフのおっさんが4級とっても何もないのだが、むしろ恥ずかしいのだが、子供たちが余りに勉強しないので、コレは一発親父が苦手を克服して、4級ばちっと決めてやるしかないと思って申し込んだ。最初は6級から始めたのだが、6級、5級と勉強して手応えがあったので、じゃあ4級やろうという事になって、俺は昔から漢字がダメで、記憶のどこにも漢字が入ってない。

4級でも熟語は何とかなってきたけど、訓読みの漢字が全然出てこない。あと誤字訂正の問題が全然やね。

この歳になって、目も悪いのに漢字の勉強せなあかんのは、しんどいわ。でも俺は負けへんで、子供らは俺が弱音はいたら、怠けてしまいよる。俺はあくまでもがんばり続ける事の象徴でないといかん。

努力と忍耐。それだけがこの昭和生まれのおっさんの取り柄や。

大丈夫だ、俺はまだやれる、こんなことぐらいでくたばってたまるか!!