毎日のこと

毎日のことを書く。些細なことを書く。詩を書く。小説を書く。それはその時々で、自分の思ったこと、感情が揺さぶられた何かを残して置くことで、自分が何かを感じたことを、目に見える形にする。

そうすることは自分を昇華させる必要があるので、やらなきゃいけないことなのだ。アホになれ。つきぬけろ。ただいつもと同じ毎日をより最上級にするために、進化、退化、失敗を繰り返して、徐々に洗練さしていくのだ。

何も残さなければ、居ないことと同じで、それは空気みたいなものだけど、誰かが読んで、少しでも、何か考えることがあるようなら、それは書いた俺がいいことをしたということになる。

書を捨てよ、町に出ようと寺山修司は言い、ウォーク・ドント・ランと村上春樹は言い、それで俺は書けばいいじゃないという。