誰かに

心を開くことをしなくなって久しい。寂しい話だが病気は何もかも変える。それはそうだ。生活をすべて変えてしまった。長嶋さんもつんく♂も表舞台に出てこない。

隠遁生活が板についてしまうのだ。別にやましいことがあるわけではない。言ってみれば、俺が何かをするとみんなが必要以上に気を使うのだ。それがもう面倒なのだ。俺は病人だが、気を使われると面倒な気がする。しかし、それと同時に他者のお世話になって生きていくことを余儀なくされた存在でもある。

介護がいるわけではないが、人並みの仕事ができない。しにくい、そしてインターネットの存在だ。俺は必然、他人と距離を取り、うまくいえないが、ストレスコントロールをしている。何もかも極端になり、ルールが複雑になり、人生をもてあそばれてしまう。

何もかも簡単にすればいいと思うんだが、正しい答えという理想がみんなの中に蔓延し、多数派が力を持つ。そんなばかばかしい世の中になった。

何か書こうとタブレットを立ち上げれば、愚痴ばかりになる。笑顔が足りないよ。笑顔が。

明日も走ろう。変なことにはならないよ。俺は陰になる。