超級山岳

超級山岳を超えてどこまでもいこう

誰も止める者などいないさ

汗かいて、シオふいて、

風の音と自転車のきしむ音だけ聞こえて

アスファルトに自分の陰が濃くうつって

勾配がきつくなって、ギアが足りない

足を着きそうだったけど、踏ん張って

余裕なんて一ミリもないけど

思い出すこともあって、

夏のスイカの種と君の作ったサンドイッチ

超級山岳はどこまでもつづいて

向こうは雪が積もっていて、

青い空に道がぬけてて

アタックするんだ

パンターニみたいに下ハンもって

俺はアタックするんだ