インターバル

坂道ダッシュをしている。心まで真っ白になれるように。心拍計が170を越えると頭がボヤーッとして、全身が酸素を欲していて、足が前に出なくて、それでもがむしゃらに前に前に進もうともがいて、心臓が悲鳴を上げて、ゴールするときに、ラップタイムのボタンを押す。いったい俺はどこに行こうとしてるのか、それは俺にはわからない。どこでも、いいじゃないか。なんでもいいじゃないか。俺は戦う男だ。自分と戦う男だ。しょうもない世界の片隅で、屁で空を飛ぶキン肉マンのようなそんな、緑虫だ。

足が速くなっているのか。今週は休みが多かったので、高強度の練習をした。心臓を鍛えている。同時に地面を力強く蹴る練習もしている。左右のバランスを考えて運動しなけばならない。いや、本当は何も考えてはいかん。美しく走るのだ。体をまっすぐに保ち、マイケル・ジョンソンのように。

俺は守りたい。自分の肉体を。意味を越えて

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