一部分

最近は特に老いを感じることが多い。自分の役目が少しづつ少なくなっていると感じる。

宇宙の中での地球の役目はいったいちっぽけなものだったし、地球の中のでの日本の役目も大したことはない。日本の中で会社の中で俺の閉めている役割というのはいったいなんだ。だいたい俺がいてもいなくても、上手く行く日が増えてきている。それは組織にとってはとてもいいことなのだけれど、俺個人にとっては、とても寂しいことだ。俺はもう引退した身分のつもりだったが、それでも俺の自尊心は俺はまだまだ、現役でやれると思っていたい。

歯車の中でポツンと外れて、休憩していても誰も何も言わない。俺の時代は終わったのだ。そう思うと寂しい。イチローとカズが現役を続けているが、どんなに鍛えても、現役でなくなるときがくる。俺は病気で、半ば早期引退を余儀なくされたが、俺は難しい立場に追い込まれてしまった。

一日中ぶらぶらして仕事をしてるふりをして過ごした。そんなこんなで、給料がでるなんて不思議な会社だ。イヤどこもそういうものなのかもしれない。俺は世間知らずだから、天然だから、だらだらしてるのは、性に合わない。とにかく動き続けて、突き進む。俺は亥年だ。