プレミアムフライデー

世の中にはプレミアムフライデーなる物が存在していて、月末の金曜日は3時であがって、皆で買い物なりレジャーなりをしてお金を使いましょう、という政府と経済界の偉いさんが思いついた、けったいなイベント?がある。

しょうもな。って言ってしまえばそれまでなんだけど、結構真剣にやってるみたいだから、ちょっとつきあってみようかしらと思う。

俺は製造業の人だから、物が売れるのは単純に歓迎だけど、売れたらその分作らなきゃなんないから、早く帰れんわな。とすると売れて利益が出た分人件費に回って人を入れて、それで全体的に早く帰れるような体制づくりをして、そこから社会にまた還元するという形になる。とりあえず、ワンテンポ遅れるんだな、これが。

俺はあんまり、物欲がない方だけど、美味しいものとかもどうでもいいけど、ビールだけはこだわってるけど、音楽と本は集めているけど、家にいて、のんびりしているのが好きで、それがプレミアムフライデーなんて言われたりすると、木彫りの熊でも彫ろうかしらってなる。

アベノミクスだかなんだか知らないけど、政治家なんかより電通博報堂の方が実質的に世の中をコントロールする力があるんじゃないだろうかと思う。俺はでたらめだから、ただだまって世の中が変わっていくのを眺めているだけだ。

広告屋の策略でハロウィンは無事にほんに定着し、その経済効果はバレンタイン以上になったと聞いた。つぎのキリスト教文化はイースターなんだって。日本って国はいったいどこに向かっているのか、俺にはさっぱりわからない。誰に対して優しくすればいいのかわからない。ああ、今日もグチが長くなった。