好きなことをしてるわけではない

この間小説を書いた話をした。趣味で書いたわけではない。思いでづくりでもない。お金が欲しくて、なおかつ社会に対して言うべき事があったからだ。

社会に対して言うべき事とはなんぞや。やっぱり不満じゃねえか。俺にはほとんどの人間が不幸そうに見える。ブータンかどこかが世界一幸せな国らしいけど、どこに行っても日本よりはましだろう。アメリカもひどいのかもしれんが。一言言ってみれば経済活動や情報の多さが人をより不幸にしたんだ。そして日本には宗教が本当の意味で根付いていない。だから、本当の豊かさを知らない。アメリカの真似をする。ハリウッド映画に毒されて、くだらないことばっかり考える。お金持ちと庶民は違うのさ。

詩人は食えない。だから、どうした。小説家も食えない。だからどうした。俺には家族がいるし、働かなきゃならない。だからちゃんと日中は働いていて、休みの日の今こうしてタブレットに向かって、原稿書いてるじゃねえか。

食うために働き、生きるために書く。アクセス数なんてクソ食らえ