やめようか

今週のお題「卒業」

この支配からの卒業と言ったのは尾崎豊だけど、僕の息子、娘が卒業する。中学校と小学校を。あんまり学校行ってなかったみたいだけど、まあそれはそれでいいのかもって思えてきた。なんでも完全にこなすのは無理だし、自分の限界との折り合いを見つけて生きていかなきゃならないのは、大人になって苦労するよりは今苦労したほうが良いだろう。できるなら、普通というか真面目に行ってくれるのが一番いいのだけれど。今社会は難しい局面を迎えているのかな。それとも昔からこんなだったのかな、よくわからない。

僕は生きることから卒業しようと思っている。おお、心配はいらないよ。自殺しようとしてるわけじゃないから。うまく言えないけど、積極的に生きることから卒業しようと思っている。僕の人生僕が作り上げていくのではなく、他人に操作されて生きようと思っている。そう、いろんな事を他人任せにするのさ。自意識過剰な人間だから、すべて丸投げでもちょうどいいかもね。少なくとも仕事の面ではもう、オールを失ったボートのように漂って行くだけだ。

シンディ・ローパーみたいに忌野清志郎みたいになれなかったけど、俺は詩人でたくさん詩を書いた。誰も読まなかったけど、それは俺の詩がヘボだからだろう。詩人としては無名であることは恥じることではない。

僕は今の僕から卒業するんだよ。

君もついておいで、つらいこともある。悲しいこともある。でも楽しいことも

嬉しいこともいっぱいあった。また半分こすればいいじゃないか