2016-08-27 落とした エッセイ 俺は怒りを落としてしまった 俺は悲しみを落としてしまった おれは何もやる気がない 先もなく責任もない 何かを書くことで未来をつかもうとしたが 結局おれの中は空っぽだった 怒りをぶちまけて、笑顔を振りまいて 生きていくのは疲れることだ おれはやっぱり宮沢賢治のような 美しい暮らしがしたい 「ヨクハナク」なんて夢のまた夢だね 力一杯坂を登ることが 唯一おれを浮き立たせる