2016-07-25 僕は図書室にいた エッセイ 僕はいつも図書室にいた。昼ご飯を食べすぐに図書室のいつもの席にむかった。30年近く前、僕は何を読んでいたか。宮沢賢治のあまり有名ではない童話、北方謙三のハードボイルド小説、中島らもの明るい悩み相談室、村上龍の初期の小説あとイロイロ覚えていない。良いことも悪いこともたくさん学んだ。書を捨てよ、町にでよう。わだは日本のゴッホになる。俺はいくつか小説を書いた。誰も読みはしなかった。あまりにも若い苦い日々だ