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牧歌的

お金がないような気がする
働こうか どうしようか
こんなおっさんでも雇ってくれるだろうか
働き口がなかったら
詩でも書いて本を出そうか
本が売れなかったら燃やして
暖をとろうか
あたたまったら歌を歌って聞いてもらおう
ジャイアンみたいな歌でお金が稼げるだろうか
歌がだめならマタギになってくまを相手に
戦いをいどもう
どうせ俺は生きることが下手なんだから
人間相手でも熊相手でも問題ない
占いではお金に困らないと言われた
困ってはいない
ただ国産の牛肉を食べたのは3年ぐらい前だったような気がする
赤札と賞味期限の切れたパンをよく食べてる
誰かに家具とかを差し押さえられたことはない
昔の小説を読んでると、文豪の先生たちでも
けっこう差し押さえられたり
質屋にお世話になっている描写が出てくる
みな貧乏だったのだろうか
それともそういった生活が標準で
今の標準がとてつもなく贅沢なのだろうか
宮沢賢治のことを思い出す
学校の先生で詩人で小説家で農業もやっていた
ようなイメージだ
まあとにかく働くなら働くで問題ない
ひとところにおさまるのは苦手だから
じき何か思いついて
役者にでもなろうかと
思うかもしれない
生きる才能がないので
死なない程度にやるしかない