悋気の独楽

年末年始に古典落語にはまった

江戸や明治の庶民の文化

雰囲気が伝わってきて

とてもいやされた

近代日本の考え方が

どれほど西洋にそまってるのか

キリスト教的アメリカ的倫理観

合理性などがはるか昔の

日本ではどれほどゆるやかだったか

逆に言うならまあみんな

なあなあで暮らしていたんだろう

そんな古典落語が多いけれど

大家の旦那さんが愛人のとこに出かけて

御寮人さんがやきもちをやくというのもある

まあそれを独楽で面白おかしくした話が

悋気の独楽というお話です

「悋気」ってききなじみないです

いわゆる嫉妬みたいな意味なんやと思いますが

最近使う人いてませんな

それでも江戸や明治の日本の文化っていうのは

まあお気楽だったんではないかと思う