あと少し もう少し ちょっとづつ 足を前に出して かかとから着地して 雨の音を聞き 雨上がりのアスファルトの 匂いをかいで 見上げる空は いちめんの青で これ以上ない青で 遠くに渡り鳥が見え どこに帰っていくのか 俺の足ももう少し 動かして 彼らと同じと…
昨日小説を書こうと いつものカフェでパチパチしていたところ となりに明らかに 初デートだろうと思われる 男女カップルが座った お互いにさぐりさぐりで あれこれ直球ではない質問を繰り出し 見つめあってケタケタと笑い 微妙なタイミングでトイレに行き い…
息子がたこ焼きを克服した 食わず嫌いで有名な 彼は突然何かを克服する その勢いで 生命を克服してほしい たこ焼きを克服したぐらいじゃ 彼女なんてできないぞ
基本的に本につけるカバーは 要らない 恥ずかしいわけじゃないけど 読みにくい 帯も嫌いだ エロ本以外は外で読む本を 恥ずかしいとは思わない オシャレなカバーで読んでいる人を見ると この人は本を大事にする人だ と思って感心してしまう 本の装丁をする人…
俺のさバナナのをいっぱい絞って おまえの牛乳にさ いっぱい入れてやってもいいんだぜ 二本ぐらい剥いちゃってさ ミキサーでさ、グチョグチョにするのさ それでさ牛乳をれてさ アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アー 二人で飲みますバナナジュース 青臭いバナ…
子供の友達が引きこもっていて 社会的に難しい状態にあるようで 心療内科に行って安定剤をもらったらしい それを飲むとだいぶ楽になるみたい その子とは一度会ったことがあって うちの家族と京都に行った 俺ももう病気してから、パニック障害は おさまったみ…
あついねげんきかい？ どう、こんばん一杯？ そうか、ようじね それじゃあ、しょうがない またこんど、くだらないはなしでも しようじゃないか てきとうにむかしみた ゆめのはなしや いまみているげんじつには おきるよていのない もうそうでも はなしして …
朝顔です
朝起きて階下に下りると 半裸の嫁が 板の間に寝ていた 痛くないのだろうか 板の冷たさが気持ちいいのだろうか 朝から気温が高く 話しかけたが、要領を得なかった まるで〇〇のようだった お疲れ様です
ほぼ毎日卵かけご飯を食べる 醤油と卵の組み合わせは 世界最高だと思う 子供の頃から好きだった 最近またマイブームとして流行っている 時々テレビで卵は1日一個にしましょうと 言われると悲しい気持ちになる 卵はタンパク質 一個でいいと言われてもね おれ…
サッカー部だった 補欠だった 不器用なのは自覚している 手先も足先も思い通りに動かない だけれど、補欠がいなければ 世の中は回っていかない でもいつか何かでレギュラーになれる そんな思いもないわけではない 問題はどんあ種目でレギュラーになるか もし…
娘が飛行機が空を飛ぶ理屈を知らないというので 基本的な流体力学を教えた 翼の上と下を通る空気の速さが違うので 圧力に差ができ 上方に力が働き機体が浮く そういう話をした 理解したみたいだった いろんな意味で 驚きだね
暑いけれど 麻のジャケットを着ている かっこいいつもりなんだ いい年をしてかっこよさに気にして 関西弁でいうええかっこしいのようで 気恥ずかしい気持ちもするが 少しぐらいは小綺麗にしないと 子供が真似をして、オシャレをしないと 困るので… 昔見たエ…
詩人だというとバカにされがちで それがそんなにおかしなことなのだろうかと 考える みんな内なる思いをどうしているのだろうか 口に出して喋っている 心の奥底にしまっている 俺は詩という日々慣れ親しんだ形態で 思いを綴っている 有名だろうが無名だろう…
しばらく休んでいて 今日が復帰戦だった 引き分けってとこか
訳あって むかし弾いていたベースを 持ち出し 四半世紀の時を超えて 練習している ベースは弦が太い
実家で1日過ごす この年になれば歓待というわけにはいかないが、 それでもおもてなしを受ける 孫もそれなりに、落ち着くともなれば まあじいさんもばあさんも 悪いことばかりではないだろう
飲みすぎて寝てしまった 疲れていた あら炊きが美味しい店だった 二皿食べた 刺身の盛り合わせも食べて 天ぷらの盛り合わせを食べて 発泡性の日本酒を飲んだ シャンパンみたいな感じがした あら炊きを食べに行ってもいい それだけがすべて
新海誠の天気の子を見た 正直に話そう 腹を割って話そう イケテナイ
白と黒と グレーもある 赤と青も 紫もある きれいな色を見つけた 雨が降り服が濡れ アスファルトの匂いが 鼻腔に入り込む 白と黒が グレーを生み出し 安堵して眠る
面白い話を書きたい 冗談を言いたい 思い浮かばない 布団が吹っ飛んだ 誤爆で… サマーズの悲しいダジャレみたいになってしまった
昨日は 海辺のワインディングロードを走った すこし雨が降った 海が凪いでいて 沈黙していた 雨雲がたちこめて それでも日焼けした 丹後半島を一回りした もう今までの僕じゃない もう僕の目には 今までのように君を見れない 100キロ走った後では 僕が僕のよ…
明日はサイクリング 100キロぐらい走るらしい。 雨が降らなきゃいいが。
アンコンディショナルハッピー アンコンディショナルハッピー アンコンディショナルハッピー アンコンディショナルハッピー アンコンディショナルラブ アンコンディショナルラブ 君を 君を 君を ううぅううぅー ううぅううぅー
ひまわりを描いた
永訣の朝の 兜率の天の食って覚えてた部分は 最初、天上のアイスクリームだったって 書いてあった やっぱり賢治はすごいな 真面目だな
娘に親父は変わっていると 言われた これは喜ぶべきことなのだろうか 悲しむべきことなのだろうか それともただただそうかもしれんと 受け流して ビールを飲むのが良いのだろうか おろかものでも良いのじゃ
文体診断で俺の文体を診断してみた 俺の文体は松たか子と 浅田次郎と小林多喜二に似ていて 読みやすいが硬い 表現力と個性もある ということだった で俺にどうしろというのだ 蟹工船でも書こうかしら let it goでも歌おうかしら ありのままの自分になるんです
最近面白いと思う こんなふうに感じるのは きっといま良い風に乗っているからだろう 面白いことを始めなよ 楽しいことに夢中になる 目が覚めなければね
掃除と片付けをしたら 半日終わってしまって そのあと力尽きて のんびりしていた 子供が味噌作りキットをもらってきて 作っているのを眺めていた 面白そうだ 発酵具合で白味噌から赤味噌？になるらしい 知らんけど…
