雨が降って びしょ濡れになって 家へ帰る 今日のコーヒータイムはお休み たまには家にはやく帰って ビール片手に のんびりしよう ラジオでも音楽でも 心に栄養を与えて 明日がまた来るのだから 難しいことは とりあえず脇に置いといて ストーブの前で丸まっ…

シンプル

明日は休み 何もない 見るべきものも 聞くべきものも 何もない 朝起きて 走ってきて へとへとに疲れたら 何か思いつくだろうか 生きているのが面倒にならないだろうか 伝えたい思いがあるだろうか 四角い箱の中に色んなことが書いてあって 黄金律と言う言葉…

誰のために

僕は誰の言葉を信じればいいのだろう、そう言われてはっとした。 僕は常に自分を信じてきた、だけど迷ったとき、疲れたとき、苦しいとき そばにいてくれた人たち、音楽、小説、絵画があった。 僕は常に自分の為に創作してきた、芸術とはそういう自己の情念や…

雪が積もって

雪が積もっていた 僕は自転車をそろそろと漕ぎ出した 途中カーブで滑ったがこけなかった 携帯を取り出しラジオをつけた 携帯のカード入れに入れておいた ツタヤのカードとポンタカードがなくなっていた どこで落としたのだろうか、職場 帰り道、家、カバンの…

現実と幻想

酒を飲み、薬を飲み、頭をシェイクさせて、なにか有益なことを、おもいつこうとしているが、それは所詮無理なことで、今日という日が、マイルドに終わって、またなんだがよくわからない朝が来て、行きたくないような、でも行かなきゃならないような、職場に…

もし音楽に飽きてしまったら

もし音楽に飽きてしまったら それは人生に飽きたも同じ リズムもメロディーも心に響かず 何も感じなくなったってこと あなたのことも忘れて 好きだったお菓子や果物もなにもかも 興味がなくなって ただ毎日死んだ目をして生きているのと同じ 怒りもない 悲し…

あなたと夜と音楽と

ふいに起きて眠れないから あなたを想う あなたのイメージを思い出し 黄色、群青を渦にして 心のキャンバスになぞっていく 雷のようなスネアの音 夜を切り裂くトランペット 私は千々に引き裂かれ 一つとして生きていられなくなる 声をかけてください、あなた…

普段の暮らし

年末ですこし仕事が落ち着いて ようやくまともな暮らしが戻ってきつつある 詩も書けないまま、幾日が過ぎ くちに糊するばかりで はたして生きているかどうかも怪しい いい音楽さえあればまた明日には たどり着けるかもしれないのに 俺は残念だ、

おつかれ

一所懸命働いた、足がパンパンで、肩が上がらず、もうどうしようもない まだやることは山のように残っているが、もうこれ以上動ける気がしない ごはんを食べたい、眠りたい、コーヒーを飲んで、原稿を書きたい まだ働かなきゃいけない、子供たちがいて、あれ…

言いわけ

最近忙しい だから何も書いてない というのはただの言いわけで テレビを見る時間はあるし スマホをいじって あれやこれやしている 飽きたのかなと思う時もあり 自分の怠惰な部分に嫌気がさす 今がピークとはいえ、 1日15時間はなんぼなんでも、働きすぎであ…

戦い済んで夜の街

些細なことでいらいらしていた 君からのメールがあるとも知らずに 僕はただご飯食べにいこうと誘っただけだったのに いっこうに返事がこない 僕が腹を立てていたのは別の件で 仕事のしょうもないトラブルで 数字上の問題とか書類上の問題とか 人間を相手に仕…

ファンの気持ち

上白石萌音さんのデビューカバーアルバム「シュシュ」を愛聴している。あの年齢独特の素直な歌声が好きで、特に「なんでもないや」を聞いて涙することもある。 若い時の宇多田ヒカルに似た微妙に揺れるあの歌い方が好きなんだ。 だけど最新のオリジナルアル…

カベ

あなたを見ながら育ちました あなたに憧れていたような 反抗していたようなそんな気持ちです あなたは人気者で私はそうじゃなく 嫉妬っていうのもおかしいでしょうが あなたのようになれない自分が もどかしくて腹立たしくて それでも私なりに頑張ったつもり…

ヘルプ!

布団に横になると不安になる なぜだろう 呼吸が浅くなり 鼓動が早くなる 考えることをやめる 何か他のものに集中する 楽しいことは何一つ思いつかない さっきまでテレビを見ていた よく見えず目が疲れる 明るすぎてだめだ 大きく呼吸し心を水平にしよう 明日…

日本語

アタシは詩人で死人ではなく アナタを愛したこともある アシタになれば真下のアルゼンチンから アナタが興奮してやってきて アタシはアミダにアタッタように 足元から崩れ落ち 諦めきれず、堪えきれず、泣いて アタマから水をかぶったように アイソをつかす…

ロック

ecoじゃない ロック ゲップがこみ上げた SGはオープンチューニングでかき鳴らしてる 高いキーは要らない うまく歌えないから 俺には才能が詰まってるから ロック 髪を伸ばすんだ 親父 ムッシュみたいにさ 鋲がたくさんんついた革ジャン 古着屋なら安くで買え…

休日

休みの日だった 朝からランニングをした 9月になり少し風が冷たい 体が温まるまで、時間がかかる 10キロの自己ベストが出た、うれしい 財布がボロボロだったので新しいのを買いに 阪急百貨店に行った、商品券があったので DAKSという英国王室御用達というブ…

俺は家元だ

俺は家元だ、立川談志みたいに家元になろう オレ流の文筆家で、俺以外の流派は認めない パンク文章家として、最高の地位を確立し 世間の批判を浴びながら、バカバカしい話を書こう 俺は才能がないからはったりで何とかごまかそう 嘘をついて、経歴詐称して、…

数えてごらんよ

僕は一人、嫁も一人 子供は二人、家は一軒、車は一台 掃除機は二台、エアコンは五台、そのうち二台は壊れてる 家から職場まで20分、ほぼ毎日2時間ぐらいサービス残業 帰りがけに飲むコーヒー一杯、晩酌の酎ハイ一本 休みの日に十キロ走り、最大心拍数は182バ…

ください

ください、少しだけでいいのです そんなに難しいものじゃないです 僕は優しくないかもしれません ですが、いい人間であろうとしてきました 良いのか悪いのかよくわかりません 面白いことがしたかったのです 楽しいことがすきなのです 僕にはチャップリンの言…

言葉

文章を書く、誰かが読む、俺はまた書く こんなちっぽけな人間にも時々は言いたいこともあって 感情の揺れを素直に書こうと思う 今は病気であんまり元気じゃなくて それでも面白い話や、バカな話が書けたら みんな笑ってくれるかなって思う そんな話を思いつ…

明日はどっちだ

また一日が過ぎて行く 朝から黒い雲が下りてきて 体が言うことを聞かない 自分に問いかけること1時間 それだけでヘトヘトになる それでもやっぱり布団からはいずり出て 見えない世界へと飛び出していく カサカサした毎日で、全力で坂道を駆け上がる その時僕…

また明日会いにい行く

あなたの歌を聴きました 元気そうで何よりです 私のために歌ってくれたのですね 苦しい思いもあり 嬉しい思いもあり どうしてこんな思いであなたの歌を聴くのでしょうか 私が疲れているからでしょうか あなたが乾いているからでしょうか 暗い夜道が怖い今日…

ゆっくりと

急に雨が降って 傘もなくて 自転車こいで いつものカフェに行き 雨宿り 雨が降ろうと 陽が注ごうと コーヒーを一杯のみ ろくでもない事を考え つまらない詩を書き 皆に見てもらうべく こっそりとネットにあげて ああだこうだ 思いを巡らす 賢治になったつも…

お休み

ああ、あしたは休もう もう疲れちゃって限界いっぱいなんだ ジョンだって育休とったし 珠ちゃんだって子供産むから休むっていってるし 俺はそんなにも強くないから そんなにも明るくないから 休んじゃって一日音楽聴いたり 大日如来を眺めたりして過ごすんだ…

ワガママを言う

俺はもうワガママを言うしかないのだ 誰がなんと言おうとこの世の中はおかしな事になっているし それを誰も止められないし、止めようともしない 心のせまい人間かもしれないが、いろいろ手を尽くして みんなの利益を守ってきたつもりだ でももうそれもお終い…

数学的にいって

僕たちはもはや数字の虜になってしまった どこに行くにもお金や時間を気にして 他人の視線を気にして、見た目を気にして 平均値をほしがる。クラスの3分の2の生徒は ○○で4分の1の生徒は××で5パーセントは・・・。 ここから学校まではバスで何分電車で何分徒歩何…

しない、しない

生きていくことはただ、真っ直ぐに 歩き、また、歩き 立ち止まり、膝を抱え、深く呼吸し また歩き、歩き、時にかけだして 光を抱きしめて、汗をかき、転ぶ 何もかも、投げ出して、失って 助け出されて、頭を下げてまわり また歩き、歩き、振り返ってみて あ…

愛のうた

おまえは俺が怒った日、 あなたは心と体のバランスが崩れてるといって 今日から毎日愛を交わそうといった お前がどういうつもりで言ったのか俺は理解できなかったが お前は毎日俺を求めてきて 毎日愛のうたをあふれさせている 俺はそれに応えようとなかば必…

あの日の朝、家を4時にでた まだ暗かった おれはいつもの道を自転車で急いでいた 何だろう やっぱりまだこの話は書けそうにない 心にイバラが刺さったままで 5年も前のことなのに とても書けそうにない