恋が表彰台に

今週のお題「表彰状」この恋が表彰台にのぼるとき、君がメダルを受け取ってくれないか。

THE HIGH-LOWSの『千年メダル』という歌の歌詞だ。僕がなんにも聞かないのは、答えなんてない方が、その方がいいから、とヒロトは歌う。

僕はこのエッセイの中でおしゃべりをし、君の気を引こうとしたけれど、答えなんてない方がいいのかな。恋が表彰台にのぼるってことは、成就したってことかな。それともまた違う意味が込められているのだろうか。わかんないけどそれもまた、わかんないほうがいいのかな。

君がメダルを受け取ってくれないか。何色のメダル。それともちっちゃなコインみたいなもの。君は表彰台の上で、とぼけた猿みたいに顔をクシャクシャにして笑うんだ。そうだろう。

俺は君が素敵だと知っているから、メダルをあげるんだ。千年じゃ足りないか。一秒じゃ長すぎるか。君を抱きしめるためにこの手はあるんだ。

昔子供が幼稚園でダンボールで金メダルを作ってきて、もらったことがある。お父さん、ありがとう、的な感じ。お父さんもお母さんも頑張って、君たちの期待に応えるよ。

すべての若き野郎ども

どうしたってマーク・ボランにはなれないから、今日もここでちまちま文章を書こう。若くてやらかしてる野郎どもには明日がぎっちりつまってるし、目の不自由なおっさんには語るべき言葉のかけらも浮かばず、ただ日々の仕事をこなすのに精一杯だ。それでもおまんまを食って、ビール飲んで、プロチゾラムをのんで、無事に明日までたどり着いて、せっかくだから、また同じような日々をこなそうとして、誰かがどこかでへまをやらかして、俺にオハチが回ってくるってすんぽうだ。ちきしょう。

朝起きてまた一つ勝ちだと思えるならば、心もまだ健康だろうが、わがままが過ぎる人たち相手には、うんざりしなけりゃならない。若き野郎ども明日を捨てると、そんなふうになるぞ。

モット・ザ・フープルの歌には自殺未遂でハイになってる少年が出てきて、一晩中しゃべりまくりだったが、おれはもう若くないから、少しずつしゃべるしかないのだ。俺がどんな坂を上って、どんな坂を転げ落ちたかを。そうだよ。上ったり降りたり、そいつは忙しいもんだ。でも若き野郎どももいずれ、自分が坂を転げ落ちるみたいに、老いさらばえて、ケーキを食べてるつもりが、自分の足の親指だったってことになりかねない。

こんなおっちゃんがいてもいいじゃないか。そうだ、サイコロで右か左か決めちまおうぜ。共和党と見せかけて、民主党、右翼と見せて左翼。

自由だ。自由を愛しているんだ、そうだろう。清志郎さん。難しいことは誰かに任せるよ。自由だ、世の中には空があって光を集めて、歌を紡ぐのさ。そうだろう。賢治さん。

嫁がくれたもの


f:id:samuiottyann:20180215140654j:imageバレンタインデーで嫁が缶バッチをくれた。「誰がハゲやねん」と書かれていた。ゆるキャラっぽいカッパが振り向いている絵が書いてある。

俺は缶バッチが好きで、集めているってほどでもないが、いくつかニット帽につけて、俺はただもんじゃないぜアピールをしている。のか?ああ自己顕示欲って怖い。子供っぽいのかね、すいませんね。

今ついているのは、ブルーハーツと二条城のヤツと、ゴッホのひまわりと付いている。何を目指しているのかよくわからないかもしれないが、俺もわかってない。

俺はハゲている。と面と向かって言われることは、あまりない。そりゃそうだ。ここは日本で俺はコメディアンでも芸人でもないから、ハゲでイジられることはないだろう。俺は白髪だが髪の毛が薄い。どこか一部分がハゲているわけではない。このカッパみたいに頭頂部がハゲていれば、おもしろハゲとして、君臨できるのかもしれない。

でも会社ではそこそこの地位にいるので、あまりイジられない。昔馴染みの社員の人はもうだいぶえらくなってしまって俺の相手なんてしてくれない。どうでもいいか。

だから俺の薄くなった頭をイジるのは家族だけで、主に嫁がハゲだという。全体が薄いのであんまり面白くない。おもしろハゲがよかったよ。

パンチの効いた缶バッチをつけて、俺もまだまだトガってることを証明したい。

おまえらみんなカレーにしてやろうか、うへへ。リンゴとハチミツとろーり、とろり・・・・・・。

パンクでさえないね。俺なんかこの程度ですよ

シンプル

明日は休み 何もない

見るべきものも 聞くべきものも

何もない 朝起きて 走ってきて

へとへとに疲れたら 何か思いつくだろうか

生きているのが面倒にならないだろうか

伝えたい思いがあるだろうか

四角い箱の中に色んなことが書いてあって

黄金律と言う言葉を知った

自分がしてほしいことを他人にしろ

自分がしてほしくないことを他人にするな

モラルの話だそうだ

明日は休みだ 何もない

子供が銀河鉄道の夜の朗読劇をやるそうだ

見に行かない 彼女はもう高校生だ

俺が高校生なら親父に来てほしいだろうか

いつもは話さない子に声をかけたと言う歌詞があって

俺もたまには声をかけようと思ったけど

少し話しかけて、人の波にのまれてしまった

自分の声がコダマのように鳴り響く

明日は休みだ 少しばかり種をまこう

何かが生えてくればいいのに

オリンピック

オリンピックだ。ウィンタースポーツには縁遠く、やったことはほとんどないが、スポーツ自体は好きなので、気にはなっている。やたらメダル、メダルと固執するのが気に入らないが、選手もコーチも人生賭けて頑張ってきたのだから、応援したい気持ちも当然わく。どちらにしろオリンピックに出場できる選手は世界のトップなので、それだけで素晴らしいとは思うのだが。

オリンピック関連のニュースで、大きく取り上げられているのが、ドーピング問題と北朝鮮問題だ。日本人選手が

ドーピング陽性なんて珍しいが、日本人のメンタリティも海外並みに勝つためにはどんなことでも的な発想になってきたのだろうか。それともただのうっかりミス、勘違いなのだろうか。こればっかりはわからない。あのコンタドールだって、陽性になってるんだから。どんな選手にもうっかり陽性になってしまう危険性はある。

しかしこれがうっかりではなく、自らを強くするためにドーピングしていたとしたら、日本も変わり果てたと言うしかない。武士道や葉隠れみたいなことは誰ももう、気にしないのだろう。物事すべてに順位があって、優勝が一番えらくて・・・・・・。アメリカっていう国がそんな国だと聞いた。

北朝鮮は韓国の隣で昔、戦争して南北に別れた。以来同じ民族で小競り合いを続けている。時々日本の近くにもミサイルが飛んできて、むちゃくちゃと思う。結局のところ、ああいった武力行使はアメリカのマネ、ロシアのマネだと思う。オリンピックで少し政治的に近寄っておいて・・・・・・。

オリンピックも大きなお金が動く産業で、お金となるとそれはもうあの国の得意分野ですから、日本のテレビマスコミも全部右にならえで、面白いスポーツの祭典をナチスドイツみたいに利用する。ほんまみんな頭がいいのか、なんなのか。

なんとかファーストって言葉だけで、きれいごと言ってる人もいたけど、最近は名前を聞かなくなったね。

ポチッとな

ネットで買い物をした。今度サイクリングで京都まで湯豆腐を食べに行くからだ。もう最近は寒い時期は自転車に乗らないってことになってたんだけど、なぜかこの一番寒い時期に京都に湯豆腐を食べに行こうってことになって、今の装備じゃとても京都往復、寒さに耐えれそうにないので、少し防寒対策を強化しなければいけないと思ったっんだ。

自転車乗りにとって一番の寒さは手先と足先だ。ビンディングシューズじゃないけど、マビックのシューズカバーをして靴下二重にして足先カイロを入れようと思っている。真冬にうろうろしていたときはいつもこの装備だった。問題は手袋だ。パールイズミの恐ろしく暖かい高級手袋は前のクラッシュでぼろぼろに破けてしまい、もうない。同じくパールイズミの少し暖かいヤツは、ランニング中に片方落として、なくなってしまった。

ここは思い切って新調しようと思って、友人にどうしたらいいか相談したら、インナーグローブなるものがある。そしてそれはものすごく暖かいという話だった。

俺はバカで単純だから思い切りインナーグローブをネットで探してしまった。嫁にようは手袋二重にしたらええってことやろと言われて、そういやそうだ。なにもインナーグローブそのものを買う必要はない。ヒートテック的な手袋をして、その上からちょっと厚めのサイクリング用の手袋をすればいい、インナーグローブって言葉に引っ張られてそれじゃないとあかんような気がしてしまった。物事には常に代用できる何かがある。時もある。

それで買ったのはシマノのウインターグローブだ。送料込みで4000円。高いのか安いのか、いまいちわからない。使ってみてってことになるだろう。通勤にも使うだろう。

高いから良いものってものもある。安くて使えないものもたくさんある。ネットにはレビューが載っていて、いろんなことが書いてある。誰を信用していいかわからない。サクラもいるっていう話だ。ステルスマーケティングって言葉も最近知った。僕たちは常に何かを求め、それが払った金額に相応しいかどうか、見極めようとする。

だけどどうだろう、払った金額もまた相対的なものだ。家を買った、今もローンを払っているが、我が家は寒い。でも4LDKで毎月5万円ぐらいだ。築年数にもよるだろうけど、そんな賃貸は都会にはあまりない。

結局のところ満足度というのは心の問題で、他人の芝生は青く見え、隣の奥さんは美人に見える。

事実お隣さんは3ナンバーのフォルクスワーゲンに乗っていて、僕はダイハツタントだ。誰と何を比べればいいのだ。

コストパフォーマンスっていう言葉がある。俺の幸せのコストパフォーマンスはいくらぐらいだろう?

東芝 有村架純キャンペーン

買い物に行って家に帰ると、小さめの段ボール箱が届いていて、箱書きに東芝 有村架純キャンペーンとあった。

そういえばこの間臨時収入があったときに、パソコンを買ってもらったんだけど、その時にこの「有村架純キャンペーン」申し込んだ気がする。何を申し込んだのかも覚えてなかった。

そもそも有村架純をよく知らない。テレビはあんまり見ないし、ドラマもほとんど見ない。有名な女優さんだということは知ってるが、顔を見てもわからない。

何度も書くようだが俺は目が悪いのでテレビを見ると疲れるし、女優さんの顔をちゃんと見分けられない。ただ何となくテレビをつけているときもあるけれど。

でそのキャンペーンとやらに当たって、カタログギフトが送られてきた。リンデルとかのやつだ。中身はスイーツ、肉、魚、コメ、ワインみたいな感じで分けられていて、スイーツもねえ、なんだかハードルが高いような気がして、魚は子供たちが生ものアレルギーだから、あんまりねえ、ということ、にしました。

何種類かあったんよ。松阪牛米沢牛飛騨牛近江牛などなど。イベリコ豚もありました。でもやっぱ王道でしょう。神戸牛です。

黒毛和牛の大元はどこやらの牛らしいですが、そんなことは知っちゃいねえ。どこでもいい、うまければ。ちくしょう。

有村架純キャンペーンがなぜ神戸牛になるのか、俺には理解できなしする気もないが、ええ肉を食べれる機会なんてめったいないからお礼を言っておこう。ありがとう、東芝、ありがとう、有村架純。誰か知らんけど。