ホワイトデー

本日はホワイトデーです。しかし、物は昨日あげたのでもうありません。ああ、あの子にプレミオをあげるのを忘れていた。

本当はもう一枚CDを買っていた。こっちが一押しで、昨日あげたやつは、二番手のやつ。試聴してあんまり良かったのであげようと思ったんだけれど、それすらもったいなくなって、一人お返しをゴメンしてもらって、スライドで自分のCDにしてしまった。そういうことするから俺って、憎まれるっていうか人気がないんやろうけど。俺は基本物欲があまりないんやけど、CDと本に関しては収集癖があるので、いい物は人にあげるのはもったいないと思ってしまう。

せこい。あげてから、貸してもらったらええねんけどね。かなり我慢した。なにもかも喋りたくなったけど、がまんして黙っていた。最近は喋るより黙ってることの方が多い。もうええ歳やし、それなりに影響力のある立場になってしまったから。うかつに変な事言われへん。

可愛らしい女の子が写っているCD。iTunesにいれてない。バンジョーがはいってた。今度またそのCDの記事を書きます。

マヌーシュ・ジャズ

マヌーシュ・ジャズというジャンルがあることを初めて知った。昨日ホワイトデーだったので音楽好きな女の子にCDをあげるためにタワーレコードに行った。試聴コーナーでいくつか聞いて、おおこれは、と思ったやつをあげた。それはルーシー・ディクソンの「lulu's back in town」っていうやつだった。今調べてみたらマヌーシュ・ジャズっていうジャンルで、ジャンゴ・ラインハルトの直系のジャズみたいでギターのアンサンブルが特徴みたいだ。

ジャンゴ・ラインハルトって名前だけしか知らないけど、めっちゃギターが上手いイメージ。ジプシージャズなんて言い方もあるみたいだが、差別的な言い方になるようで、「ロカ」という、みたいなことが書いてあった。

いずれにしても音楽なんてかっこよくて、心地よければそれでよし。ロックだろうがジャズだろうがポップスだろうが関係ない。それは聞く人が後付けで勝手に分類しただけで、評論家むけの話。

ジャケットもおしゃれだったし、ホワイトデーのお返しとしてはかっこいいんじゃない。タワーレコードもなかなかセンスいいじゃん。なんて俺に言われたないか。買って開封せずにあげたので、良さげやったら貸してって言った。せこい?ごめん。

DAZN

DAZNっていったいなにものだ。俺のジロデイタリアを返せ。なぜそんな意地悪をするのだ。俺はスカパー!にちゃんとお金を払っている。なぜジロを放送しない。ミラノ~サンレモも放送がない。ロンバルディアも。ツール・デ・フランドルもない。どういうことだ。DAZN。もう俺の楽しみをこれ以上奪わないでくれ。いろんな事を我慢してるじゃないか。誰とも遊ばず、ギャンブルもせず、自転車もやめて、ランニングしてるだけじゃないか。

なぜだ。俺は怒っている。放映権ってなんだ。スカパー!もジロを放送しろ。いいかげんにしろ。

しかし俺がサイクルロードレースにはまったきっかけはまさにスカパー!に入ってたことだ。そもそもの始まりはセリエAを見るためにWOWOWに入っていたのだ。それがいつの間にかスカパー!に移り、それじゃあとWOWOWからスカパー!に乗り換えた。しばらくはサッカーを見ていたが、サイクルロードレースなるものに出会ってしまった。もう十年以上前だ。ランスが現役で、シモーニクネゴがやりあってたときだ。俺はそれを見て、心をときめかせた。ディスカバリーチャンネルの列車、おきざれにされ攻撃できないTモバイルのウルリッヒ。遅れる選手に悲鳴を上げる白戸さんと栗村修。ドロミテの美しい景色。ドーピング全盛期からバイオロジカルパスポートを経て、クリーンになりつつあった時代。俺はドーパーもクリーンな選手も好きだった。

どちらにしても彼らは超人的で美しく、アシストの選手は汚れ仕事をし、エースはそれに応えようと踏ん張る。そんな彼らのチームワークがうらやましくあった。しかしサイクルロードレースの世界でもくだらない足の引っ張り合いの話も聞こえてくる。

だけれども一度自転車にまたがってしまえば、一番早くゴールを駆け抜けたものが勝者でそれ以外は敗者ということになる。運不運、実力、サポート、いろんな要素があっても勝つのは一握りの選手だ。とにかくミュールがなくなってさみしくなったフランドルでもみたいのだ。カンチェラーラがいなくなってもボーネンが引退しても。春のクラシックは最高だし、雪のチマコッピは俺を熱くする。それ以外に俺の心を揺さぶるものがあるだろうか。

バカになってよ

今週のお題 20年ぐらい前携帯を落とした。ドコモだった。当時マメゾウというキャラクターが動く携帯が流行っていて、それに変えた。ジェーフォンだった。当時付き合っていた彼女も同じやつにした。マメゾウが喋ったのか動いたのか、なんだったのかよく覚えていない。

彼女とよくメールのやりとりをした。お互い実家暮らしで、あんまり会うこともなかったから、メールはよくした。芸能人格付けチェックという番組で俺は必死になって答えを送った。彼女もつきあってお互い答えを送り会った。俺は音感には自信があったので、高額楽器チェックを楽しみにしていました。

Aだ、Bだとメールを送りあって、間違ったり正解だったり、センスがあったりなかったり今となってはどうでもいい話をくりかえしていた。

その彼女と結婚して今は16年経った。子供も二人いる。俺たちは携帯でコミュニケーションをとりだした最初の世代じゃないだろうか。今でもだいたい毎日LINEをしてる。

イコライザ

音楽が好きだ。何でも聞く。ポップス、ロック、ジャズ、ブルース、フォーク、カントリー。演歌以外はだいたい守備範囲だ。音質にはこだわらないたちだが、ヘッドフォンはいいのを使っている。

しかしながら、イコライザをいじることは今までしてなかった。というか思いつきもしなかった。やっぱり小さなイヤフォンでは低音部が不足しがちだ。

ネットで調べてみたらiPhoneでもiTunesでも色々いじって自分好みにカスタマイズするといいみたいだ。

iTunesでは「完璧」というセッティングがあるらしい。iPhoneでも何種類か既定のイコライジングが入っていて低音域強化するやつにしてみた。たしかにベース音やドラムは強調されたけど、ボーカルものとかブラシの音とかそういうのほしいときとはどうするんやろう。

聴くアルバムにあわせてセッティングを変えるのは面倒や。スモールスピーカーみたいなセッティングもあったけど、どんなんかな。

聴く音楽がわりと同じ種類のものならいいけど、俺の場合は雑種やから。フランス料理のフルコースに全部醤油かけるようなまねは、でけへんやろ。

それでもプロデューサーのうでにもかかっているよな。これって。ミキシング具合って微妙やもん。ジョージ・マーティンの発展系がトニー・ヴィスコンティみたいな。

常識

俺はいつも非常識だと言われる。自覚症状もうっすらある。いろんなところで、いろんなタイミングで人と違うことをしているし、それをおかしいと思わない。

昔で言うところの変わり者というやつ。ストレンジャー。俺は他人に合わせるのが苦手なだけなのだ。それこそが非常識と言われるゆえんなんだが。ぱっと見は普通に見えるので常識がある人と思って近づく人もいてるが、数ヶ月でこの人ちょっとおかしい、と思われる。

幸い最近は病気を理由に、あれこれ逃げ回っているが、本質的に非常識なのだ。

うまくいえんが常識派は多数派で非常識は少数派である。善悪や正しさ、間違いは関係ない。非常識なことも多数がやれば常識にいつの間にか変わっていく。赤信号みんながわたれば青信号。ということになる。

とにかく社会とすり合わせてやっていくには、骨が折れる。

悲しみの果てに

気に入らない、どいつもこいつも、いったい

どういうつもりだ

怒ってるんだ、そして悲しんでいるんだ

俺は優しさでできているんだ、どうしてわざわざ

あの子を傷つけなきゃならない、どうしてそれを

俺がやらなきゃいけない、どうして、どうして、どうして

バカみたい、いい大人がそろいもそろって何おびえてやがる

そうさ、世界中気が狂っているから、おびえているのさ

俺は生きるんだ、まっすぐ生きるんだ

クソどもを蹴散らして、愛を守りながら生きるんだ

目に見えるものにおびえて、目に見えないものにもっとおびえて

死者の列に並び、苦しむがいい

俺は自力で空高く飛び太陽の熱で燃え尽きるんだ

もっと愛がいる、もっと愛がいる、

胸いっぱいの愛がいる